2021年10月30日土曜日

2021.10.30 土曜観察会

 稲刈りも終わって、「オダカケ」がつくられていました。


 冬鳥のジョウビタキ、ノスリも戻ってきました。ハシビロガモ、マガモをみることができました。
  

 ツタウルシの紅葉、ムサキシキブ、コマユミの実も色づいていましたが、キヅタは、今が花盛りで、虻、蜂、蝶などが集まって、音が聞こえるほどでした。
    

 大池で、40cmもあるマブナが上がっていたのが印象的でした。
(Sa-kaさん撮影)
By yamasanae


【観察した野鳥】マガモ、ハシビロガモ、カイツブリ、キジバト、ダイサギ、ノスリ、コゲラ、モズ、カケス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、カワラヒワ、ホオジロ 23種+ソウシチョウ
【チョウ類】チャバネセセリ、アゲハ幼虫、モンシロチョウ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ムラサキツバメ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、 テングチョウ、キタテハ、ツマグロヒョウモン、アカボシゴマダラ(幼虫・特定外来生物)

【ガ類】クロシタアオイラガ幼虫、キアヤヒメノメイガ
 
(Sa-kaさん撮影)
【トンボ】ナツアカネ、アキアカネ、オオアオイトトンボ
【植物】キヅタ、トウネズミモチ・実、モチノキ・実、ムラサキシキブ・実、コマユミ実、ムクノキ・実、ツタウルシの紅葉、フユノハナワラビ、オオハナワラビなど
【魚類】マブナ



2021年10月23日土曜日

2021.10.23 土曜観察会

 晴れ 参加者8名


西高東低の冬型の気圧配置で晴れの空の下の土曜観察会でした。

相変わらず鳥の動きは少ないようで、先週は沢山いたカケスの声が聞こえませんでした。それでも、ジョウビタキの雌の姿を初認することができました。

大池にはまだカモの姿が見えません。アメリカザリガニの食害でアシ原が無くなってしまったので、隠れる場所がなくなってしまったことが影響しているのでしょうか。

雑木林の中でカラの混群に合うことができて、エナガ、ヤマガラを見ることができたました。


晩秋の雑木林の彩りの一つのムラサキシキブの紫色のみを見つけました。今年はムラサキシキブが不作のようで、中々見つけることができません。


ミカンのミニチュアのようなコミカンソウの実がなっていました。


畑だったところにポツンと1本キツネノタイマツがでていました。


【観察した野鳥】キジバト、ダイサギ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ 15種+コジュケイ、ソウシチョウ

2021年10月16日土曜日

2021.10.16 土曜観察会

 雨のち曇り 参加者12名


開始時は小雨が降っていましたが、堤防に着く頃には青空が見えて快適に歩くことができました。

田んぼの学校と田んぼ塾の稲刈りが進んでいました。大池にはカモがまだ到着していませんでした。雑木林のドングリは豊作のようです。ドングリが大好きなカケスやヤマガラは喜んでいることでしょう。

生態系被害防止外来種になっていますが、晩秋から初冬にかけて昆虫の重要な蜜源になっているセイタカアワダチソウの花は満開です。


ヤマハッカやキチジョウソウの花が咲いていました。ジョロウグモの巣があちこちに張られていました。これから観察路を歩く時には気を付けなければなりません。


ジョロウグモの巣にシロカネイソウロウグモが何匹もついていました。

【観察した野鳥】キジバト、アオサギ、ダイサギ、カワセミ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ノビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ホオジロ 20種+コジュケイ

2021年10月9日土曜日

2021.10.09 土曜観察会

 くもり 参加者12名


観察路を歩いていると風が吹くとドングリがボトボトと落ちてきました。今年はドングリが豊作のようです。

大池にも池に張り出したコナラの木からドングリが水面に落ちて小さな飛沫を上げていました。こんな光景を見ることができるのはこの時期ならでしょう。

今日の土曜観察会は長く休まれていた仲間が参加してくれました。先週まで鳥があまり出現してくれませんでしたが、歓迎しているのか驚くほど多くの鳥を観察できました。

カラタチの木にクロアゲハの終齢幼虫がいました。

カラスやヒヨドリに食べられずに大きくなって、もうすぐ蛹になることでしょう。






イネ科の草にクロコノマチョウの幼虫がいました。

この幼虫の顔を正面から見ると角が生えた奇妙な顔です。






キタキチョウの蛹も見つけました。

そろそろ羽化するのではないでしょうか。

キタキチョウは成虫で越冬します。







今シーズン初めてオオカマキリの卵嚢を見つけました。

随分低い場所に生んでいました。

モズやシジュウカラに食べられすに冬を越すことができるでしょうか。
ミゾソバの中によく似たピンクの花のアキノウナギツカミの花が咲いていました。

ミゾソバとは葉の形が違うので見分けが簡単につきます。

それにしても「ウナギツカミ」とは変な名前です。

茎に棘が生えていて、ザラザラしているのでヌルヌルした鰻を捕まえる時につかみやすいのではないかという発想のようです。



【観察した野鳥】キジ、カイツブリ、キジバト、ダイサギ、トビ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、アカゲラ、チョウゲンボウ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、スズメ、キセキレイ(?)、セグロセキレイ、ホオジロ 25種+コジュケイ

2021年10月2日土曜日

2021.10.02 土曜観察会

 晴れ 参加者10名


COVID-19の感染拡大を防ぐ緊急事態宣言が終わりようやく土曜観察会が再開できました。再開を待っていた人が多かったようで参加者10名となりました。

台風16号が通り過ぎて青空が広がっていて気持ちの良い観察会でした。

谷津田の自然農田んぼ塾の水田の稲刈りが始まっていました。今年は稲の生育が良かったようです。

観察路には昨夜の台風の風で、枯れ枝や木の葉、ドングリが沢山落ちていました。

ミゾソバのピンク色の花が咲いていました。

エノキにアカボシゴマダラの幼虫がいました。慣れないとなかなか見つけられませんが、慣れてくると直ぐに見つけられるようです。

林の中ではカケスが鳴いていました。カケスはドングリが大好きななので、毎年里山のドングリを狙って筑波山から下りてくるようです。

野鳥は渡りの時期で、移動しているのかなかなか見つけられませんでした。

観察路の木の根元にエリマキツチグリを見つけることができました。

丸々としてきれいな形です。熟してくると真ん中の穴から胞子を吹き出すことでしょう。

今年はきのこ類は8月、9月が非常に多く見ることができました。



ちょっとめずらしい三角形の巣を張るオオギグモを見ることができました。

毎年、大体同じ場所で見ることができています。

光の加減で巣が見えるので見つけられますが、普通は見落とすことが多いようです。


いつものクヌギ酒場の木の洞の中にボクトウガの幼虫がいました。

いつものは巣の中に潜って虫が近づくのを待っているので全身をなかなか見ることができません。

この幼虫がクヌギの木に傷を付けて樹液をだすようにして、集まってくる虫を食べて成長するようです。





【観察したチョウ】
オオチャバネセセリ、ジャコウアゲハ、アゲハ(幼虫)、ナガサキアゲハ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、キタキチョウ、モンキチョウ、ウラギンシジミ、ヤマトシジミ、ウラナミシジミ、キタテハ、メスグロヒョウモン、ツマグロヒョウモン、コミスジ、アカボシゴマダラ(幼虫)、ヒメジャノメ、ヒカゲチョウ


【観察した野鳥】
キジバト、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ウグイス、スズメ 8種+コジュケイ