2013年2月23日土曜日

2月23日(土)

 今日の観察会の様子は、例によって、きたきつねさんの「きたきつねの雑記帳」でみてください。
 タイトルはふらりと里山散歩です。

2013年2月16日土曜日

2月16日(土)

 2月16日(土)の土曜観察会の様子は、きたきつねさんの「きたきつねの雑記帳」でどうぞ。
  • アカゲラは見ることができませんでしたが、アカゲラが空けた穴は見ることができました。
  • ニホンアカガエルの卵塊は、今年は、2/5から見られているようですが、すでに池西湿地では、数百かと思われます。
by yamasanae

2013年2月3日日曜日

2月3日 月例テーマ観察会「宍塚の村の姿」


月例テーマ観察会「宍塚の村の姿」
講師 土浦市立博物館 萩谷良太さん
テーマ
 宍塚の村の姿、たとえば道や家並みにはどんな特徴があるのかな?
 宍塚の歴史に触れてみよう。


  • 2月3日、今日は節分。暖かい日でした。
  • まず、最初に、情報館で、パワーポイントを使って、講義でしたが、子どもたちが一杯集まって、講師の萩谷さんは少し戸惑い気味。
  •  航空写真をみながら、近隣の集落の姿を確認。道沿いに整然とした村、段丘の際に地形に沿っている集落、宍塚も道に沿っているものの、かなり曲がりくねっているようです。
  • 関東では小村がおおいのですが、関西では集村といい、それぞれのお宅の境界も不明確で、門や生垣もなく、屋敷林なども見られず、家が軒を接するように密集しているそうで、関東の村の姿とは全く異なるそうです。今度、関西にいったときには、新幹線から良く見えるそうなので、確認してみましょう。
  • さて、1時間もすると、おとなしくしていた子どもたちもそろそろ限界。よく聞いていましたね。
  • 次に、実際に集落の様子を眺めにゆくことになりました。
  • 節分の日ですが、残念ながら、節分の飾りをしているお宅は1軒だけで、それも、ヒイラギの葉だけで、イワシの頭は見られませんでした。
  •  屋敷の門構え、生垣(いきぐね)、屋敷の向き(南向きが多い)、屋敷林、氏神さまなど、関東の農家の姿を確認し、さらに、神仏分離や神社の合祀などの話を伺いながら、鹿島神社や般若寺、安産不動尊なども見て回りました。
 鼻の大きな大日様
  • 糀屋、空地、新地、上郷などの集落は、村の中の生活、信仰などの単位となる組織で、村の仕事を行う単位であったり、葬儀や講、祭礼の分担の単位であったりするそうで、北関東では「坪」と呼ばれているそうですが、各地で、色々な呼称(ヤシキ、ニワ、カイト、ドイなど)があるようです。
  • 子どもたちも、普段は見ないような農村のたたずまいを残す、宍塚の村の中を元気に歩いていたのが、印象に残りました。
  • 萩谷さんありがとうございました。


資料 当日の資料はA3版 3枚
【参考書】
 「図解案内 日本の民俗」福田アジオほか編2011
 「土浦市史資料第2集 村明細帳」土浦市1989
 「茨城県神社誌」茨城県神社庁1973
 「続 聞き書き里山の暮らし」宍塚の自然と歴史の会2005


2013年2月2日土曜日

2月2日

土曜観察会 2月2日(土) 参加3名

  •  残念ながら曇り空でしたが、それまでの寒さが嘘のように暖かくなりました。
  • 今日は、蝶のSさんと一緒だったので、虫も観察。タテハ類などの成虫は見られませんでしたが、エノキでは、ゴマダラチョウの幼虫、コナラでは、すでに空になっていますが、ウスタビガの繭(ヤマカマス)やヤママユの繭が見られました。
ゴマダラチョウの幼虫

  • また、イラガは繭で越冬ですが、白い殻に茶色のマジックで線を何本かいたずら書きをしたような面白い模様をしていました。抜け殻は雀の小便担桶(スズメのしょうべんたご)と呼ばれるそうです。
イラガの繭

  • 成虫越冬のはずが、季節はずれのキタテハの蛹も見かけました。どうしたことでしょう?
  • ヌルデの枝先には、虫こぶ。調べてみると、ヌルデで見られる虫こぶはいくつもあるようで、詳しくは不明。ヌルデノハナフシでしょうか?
キタテハの蛹

  • 鳥たちですが、大池の真ん中には、新来と思われるオカヨシガモが24羽いるだけで、他のカモは、ハスの間隠れていて、いかにも閑散としていました。なにやら不思議でした。 

by yamasanae

【鳥類記録】
キジ、オカヨシガモ、マガモ、ハシビロガモ、コガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、オオバン、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ウソ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ 33種
以上