2017年7月31日月曜日

2017.07.29 土曜観察会

晴れ 参加者5名

無人になってから、野良猫が住み着いていて崩れそうになっていた池の端の家屋の解体が始まりました。更地になると大池の景観が随分良くなるのでしょう。
大池の水面はヒシに覆われていて、その上をチョウトンボが飛び回っていました。

小川にアライグマの足跡を見つけました。アメリカザリガニを食べに来ているのかもしれません。
大きなショウリョウバッタがいました。ショウリョウバッタモドキも見ることができました。モドキという名前は面白いですね。
ヤブキリのオス
クルマバッタモドキ
 クルマバッタ
ヒナバッタ
コクワガタ
キマワリ
ハネカクシの一種 
クロカナブン
ギンツバメ
キムジノメイガ
ウンモンツマキリアツバ
キナミシロヒメシャク
ハミスジエダシャク♂
オニベニシタバ
コシロシタバ
シオヤアブのメスがハエを捕まえて食べていた。
ミカドガガンボ
ツノトンボの卵 
トウキョウコオオベソマイマイ
ヤマユリ
カラスウリの子房
ヌマトラノオの花

2017年7月30日日曜日

2017.07.22 土曜観察会

参加者 5名
夏の土曜観察会は暑いので、熱中症にならないように給水しながら歩くことになります。
 集合場所の無線アンテナの上にいつもの用にハシボソガラスの親子が止まっていました。
 先々週から壊し始めていた古い民家は完全に更地になっていました。納屋の撤去工事が進んでいました。立派な長屋門も壊すのでしょうか。
雑木林の中は若鳥がだいぶ大きくなって来たようで姿を見せるようになっていましたる。上空にサシバの若鳥が飛んでいました。どの鳥もいかにも幼い感じがします。
 鳥を探す目(鳥目)を虫を探す目(虫目)に切り替えると、一気に虫の姿が目に入ってきます。

アオバハゴロモと幼虫 

ベッコウハゴロモと幼虫 
チャバネセセリ
ルリシジミ
ヒメウラナミジャノメ
アジアイトトンボ
 コオロギの幼虫

 クロアゲハが小川の底で水を飲んでいました。
 
果樹園のミカンの木にアゲハの幼虫がいました。
ツバメシジミ
ムラサキシジミ
アオスジアゲハがヤブガラシの花の蜜を吸っていた。ヤブガラシの花の蜜はとても甘い。
クビグロクチバ 
トウキョウヒメハンミョウ
イオウイロハシリグモ
ミヤマカミキリが木の洞に隠れていました。
水の枯れた小川の底にアライグマの足跡がありました。
土浦一高の先生と生徒が貝の調査をしていました。

 【観察した野鳥】 マガモ、キジバト、アオサギ、サシバ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、ホオジロ 17種+コジュケイ、ドバト







2017年7月17日月曜日

2017.07.16 夜の観察会

 朝、雨が降りましたが、その後はいい天気。夕方5時から、ライトトラップやベイトトラップの準備。見て回ると、それなりに虫たちは出ていました。さて、本番は?
 写真は、ノコギリカミキリ、シロシタバ、イオウイロハシリグモ(スジボケ型)、アオバハゴロモ、カキバトモエ。




 
 18時半の集合では、去年より少な目。少しは案内が楽になるので、よかったです。それでも、最終46名。
 最初は、セミの羽化。たくさん羽化殻はついているのですが、ノコノコと動いていたり、羽化をはじめているものはなかなか見つかりません。目が慣れないせいでしょうね。
 最初にみつけたのは、アブラゼミの幼虫。木の上に登っていきます。どういうわけかニイニイゼミの幼虫は、あまり登りません。なぜアブラゼミの幼虫とわかるかというと、触角の第2節より第3節が長いのですが、微妙ですね。
 
 木の上には、ヤブキリがいて、セミの幼虫を狙っているようです。
 
 鎌倉街道沿いでは、夜咲く花、カラスウリの花を観察。レース模様がきれいです。
 
 発酵させた液を吹き付けたベイトトラップにきている、きれいな翅をもつシタバガの類、ミヤマカミキリ、カブトムシなどを観察。ゴキブリなども来ていますし、捕食者のカマドウマ、オオムカデ、ザトウムシなども目立ちます。写真はキシタバ。後翅ですが、前翅でかくれているので、シタバといわれています。シタバの黄色が覗いています。
 
キシタバ By きたきつねさん
カブトムシ By きたきつねさん
こくわがた By きたきつねさん
やまなめくじ By きたきつねさん
 真っ暗な道で、ライトを全部消して、陸生ホタルであるオバボタルやクロマドボタルの幼虫が光っているのを探しました。最初は、暗闇に目が慣れず、身動きができないのですが、しばらくすると、ぼやっと前の人が見えてきます。そのころになると、幼虫が見つかります。幼虫のエサは陸生の貝ですね。写真は無理です。
 大池のウシガエルが鳴くのや、池の中で目が光るのを見ながら、鎌倉街道へ。
 ライトトラップでは、青色のライト(ブラックライト)を使用して虫を寄せます。この頃のコンビニでは、LEDを使用しているので、虫が集まらないようになっているそうです(ミニ知識)。今年は、甲虫が多く集まっていました。(写真は失敗。撮った方募集します。)
ツノトンボ By きたきつねさん
  帰りながら、道々で、ニイニイゼミがのけぞって羽化をしているところ、殻から抜け出して、羽を伸ばしているところなど色々みることができました。
By きたきつねさん
By きたきつねさん
By きたきつねさん
 一方、セミの羽化中を狙って、カマドウマやオオムカデなどが捕食しているのも観察し、生存競争の厳しさを実感。
カマドウマの捕食 By きたきつねさん
 最後に、ネコの瞳が光っているのを追っていた子供たちが、コウモリが木にいるのを発見。さすがですね。アブラコウモリとしても小さいので子どもかな?

By Yamasanae
 
 途中、写真を撮っている余裕があまりなかったので、いい写真があったら、載せていただくか、メールに添付して送ってください。

7/18 きたきつねさん 写真を追加ありがとうございました。