2016年5月28日土曜日

2016.05.28 土曜観察会

くもり 参加者 4名

木々の緑が一段と濃くなり、草も背を伸ばしていました。前日からの雨で草が濡れていて、ズボンが濡れてしまいました。長靴にすれば良かったと反省です。今シーズン初めてアカシジミに遭遇できました。実に美しい蝶です。イボタの花が咲いていて、蜜を吸いに色々な虫達が集まってきていました。10mm位の体の黒いトウキョウコオオベソマイマイがいました。

7〜8 cm位の巨大なオナガグモがいました。これほど大きいオナガグモは初めて見ました。

【観察した野鳥】
キジ、カルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、オオヨシキリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ 24種+コジュケイ

2016年5月21日土曜日

2014.05.21 土曜観察会

5月21日(土) 晴れ 10数名参加(名簿整理中)
 毎月第3土曜日は、日本野鳥の会茨城県と共催の観察会です。今日はきたきつねさんはお休みで、Uchiさんをリーダにじっくり観察してきました。

 ますます緑が濃くなって、エゴの花も満開となっています。ショウジョウトンボの♂も成熟して真っ赤になってきました。黄色いのは、おそらく♀です(未成熟♂も同じような色)。

  

 さて、ハイライトは、親子ずれのカイツブリでした。親からアメリカザリガニと思われる獲物をもらっていました。親たちが潜ってしまうと、子どもたちは所在なさげですね。


 大池の水面には、ヒシの葉が顔を出して、オオヤマトンボのほかに、イトトンボ(オオイトトンボと思われる)の姿もみられました。アメリカザリガニの大繁殖から2年ぶりです。つくづく、生態系のバランスは難しいものだと感じました。
 このほか、ゴイサギの幼鳥(その模様からホシゴイと呼ばれます)の姿を見ました。本来、ゴイサギは夜行性で、夜に「くわっ」と鳴くことがあることから夜烏ともいわれているのですが、まだ幼鳥で、習性が身についていないのでしょうか?


by yamasanae


【観察した鳥たち】
キジ、カルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、トビ、オオタカ、サシバ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、(シラサギsp.、コジュケイ) 28種+(不明1、番外1)


2016年5月14日土曜日

2014.05.14 夜の観察会

 今日の観察会は、「静かにそーっと夜の里山を観察しよう。大きな声で鳴くのはだれ?どこにいるの?」というテーマです。
 18:30~20:30、はじめはまだ明るいのですが、すぐに暗くなります。

 講師は、北方生物研究所の植田健仁さん。両生類、爬虫類の専門家です。
 日が暮れてくると、風が冷たくなって、肌寒い観察会になりました。それでも参加者は親子連れでたくさん集まってくれました。(集計待ちです。)⇒子ども19名、大人16名 計35名

 寒さで、生き物はでてこないのではと心配しましたが、里山までいって、みんなで耳を澄ましてみると、聞こえます。甲高く鳴くのは、シュレーゲルアオガエル。アマガエルの声も聞こえます。一安心ですね。
 水草を保全している水槽で、アマガエルを見つけました。水槽の枯れ枝には、トンボの脱皮殻がいっぱい。水中では、ゲンゴロウの仲間を泳いでいました。
 田んぼで、オタマジャクシ(この時期はシュレーゲルアオガエルのこどもです)を探していると、親を見つけました。お腹が膨らんでいるそうです。
 
 空を見上げると、半月のそばに宵の明星。コウモリが飛んでいるのを見つけた子もいました。
 ふれあい農園から小川に沿って、大池までいきましたが、途中。アメリカザリガニを見つけたり、ドジョウを捕まえたりしました。
 大池まで行ったあと、寒さもあるので、里山情報館で、講師の先生がもってきれくれた生き物を見ることになりました。
 子どもたちは、ヒキガエルにも、みんな平気で触っています。ヒバカリという小さなヘビは大人気でした。

 最後に、石膏でつくったアカガエルをお土産にもらって、楽しいひと時は終わりです。講師の植田さんありがとうございました。

by yamasanae


2016.05.14 土曜観察会

参加者 11名(地元の方も5名ほど参加してくれました。)

 晴れですが、北風がやや冷たい日でした。それでも日中は、チョウやトンボが飛んでくれました。
 田んぼで吸水しているのは、クロアゲハ。その上をギンヤンマが飛んでいきます。林のそばでは、今年初見のサラサヤンマでしたが、皆で観察するのに忙しくて、写真を撮るのを忘れてしまいました。
 葉っぱについていたのは、カワゲラの仲間。
 ガマズミの花には、アシナガコガネ(5-6mmの小さなコガネムシです。)



 ツルグミ農園では、畑でおいしそうなイチゴなどを作っている方とお話をして、最後に、コンニャクの花を確認しましたが、1mほどもある大きな花でした。


by yamasanae
【観察した鳥たち】
キジ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、キジバト、アオサギ、チュウサギ、バン、コチドリ、トビ、チョウゲンボウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、スズメ、ホオジロ、(コジュケイ)17種+(番外1種)

【トンボたち】
ギンヤンマ、サラサヤンマ、シオヤトンボ、シオカラトンボ、ショウジョウトンボ(羽化したばかり)、アジアイトトンボ




2016年5月7日土曜日

2016.05.7 土曜観察会

晴れ 参加者 9名

 前夜の雨も上がり、爽やかな観察会になりました。谷津の入り口でサシバが鳴きながら出迎えてくれました。3羽いるようです。急に緑が濃くなり、ハルジオンの花が道端を埋めていました。

ハルジオンは虫達の食堂のようで、色々な虫が蜜や花粉を食べに来ていました。雑木林では、去年と同じ場所で体の何倍もある産卵管を下げたメスのウマノオバチを見ることができました。

【観察した野鳥】
キジ、カルガモ、ハシビロガモ、カイツブリ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、サシバ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ 23種 +コジュケイ

2016年5月1日日曜日

2016.05.01 月例観察会「春のきのこ」

5月1日(日) 晴れ 参加者はいっぱい(集計待ちです。)

 今月のテーマは「春のきのこ」、講師は国立科学博物館の保坂健太郎さん。4/15に筑波実験植物園で、「植物園のきのこの仲間」の常設展示コーナーをオープンさせたところです。4/21付の常陽新聞1面でも取り上げていましたね。

筑波実験植物園のHPでのお知らせ
http://www.kahaku.go.jp/procedure/press/pdf/125652.pdf

 さて、観察会は、集合場所であいさつをして、まず、鎌倉街道沿いの林を目指します。
 
 写真はクリックすると大きくなります。

 ここで、30分ほどみんなでキノコを探しますが、春のキノコはなかなか見つかりません。キノコというと、秋のイメージですが、キノコの本体は菌糸の状態で1年中、土中などにいるのですが、いわゆるキノコは、子実体で、花や果実のようなもので、季節によるのですが、春にも見られるそうです。
 大勢で探すと、色々見つかります。講師の保坂さんが熱心に解説をしてくれます。(写真は、キクラゲの仲間、スジオチバタケ、ウラベニガサ、チャワンタケの仲間) 


  
写真はクリックすると大きくなります。

 最初は、キクラゲの仲間。
 スジオチバタケは枯れていたが、オチバタケの仲間は、すぐに枯れてしまうが、すぐに生える。
 ウラベニガサ キノコは傘の裏を見るのが重要。茶色に見えますが、ピンク色ないし肉色。若いキノコは白なので、だまされてはいけません。
 サルノコシカケの仲間は、コフキサルノコシカケ。裏側に文字を書くと茶色になりました。
 ニガクリタケは、毒キノコ。かじってみると苦いそうで、チャレンジした人がいたのですが、余り苦くはなかったようです。(実験をするとしても、少量を。くれぐれも飲み込まないように。)
 枯れ木に黒いぶつぶつがありましたが、クロツブタケ。表面が、虫メガネで覗くとツブツブなので、名前がついたようです。
 スエヒロタケは、人に感染することがごくまれにあるようです。ちょっと恐ろしいですね。
 小さくて可愛いのは、チャワンタケの仲間。1mm程度ですが、ちゃんと柄があり、傘もあるのですね。
 カワラタケの仲間は、ハチノスタケ。傘の裏側がハチの巣のようでした。

 次に、大池に移動して、堤防のところで、春先のキノコであるアミガサタケを探したのですが、時期が過ぎていたようです。
 ここでは、枯れ木についていたヒイロタケやアミスギタケ、カワラタケの仲間を観察。(写真は、ヒイロタケ。まだ、小さいですね。)


 うろ覚えで、心配です。間違いがあった場合は、全て、投稿者の責任です。
by yamasanae