2018年10月27日土曜日

2018.10.27 土曜観察会

くもり 参加者 3名
雨上がりの土曜観察会でした。始めは曇り空でしたが、青空が出て、終了する頃には気温も上がり汗ばむほどでした。
さわやか隊が果樹園の除草作業を始めていました。いつも土曜観察会の観察コースを快適に歩けるのはさわやか隊のおかげです。
池には小さなカエルがいて、ウシガエルかと思いましたが、最近宍塚で増えているヌマガエルでした。
10月も終わるののですがまだ黄葉が始まっていません。
数は少なくなっていますが、まだキノコが道端に顔を出していました。
 
シロオビノメイガとキアヤヒメノメイガを見ることができました。
台風で倒れた大木を切った切り口から出る樹液を吸いにオオスズメバチがきていました。
アカタテハがセイタカアワダチソウの蜜を吸いにきていました。
【観察した野鳥】
ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、キジバト、ダイサギ、コサギ、オオバン、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ホオジロ、アオジ 28種+コジュケイ

観察したチョウとガ】
オオチャバネセセリ、イチモンジセセリ、モンシロチョウ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、アカタテハ、キタテハ、メスグロヒョウモン、ツマグロヒョウモン、ヒメジャノメ、クロコノマチョウ、シロオビノメイガ、キアヤヒメノメイガ 

2018年10月20日土曜日

2018.10.20 土曜観察会

晴れ 参加者12名

不順な天気が続いていて久しぶりにスッキリとした秋晴れになりました。第3週は日本野鳥の会と共催の探鳥会を兼ねた土曜観察会でした。

大池の上空にノスリが登場してじっくり観察できました。池にには渡りの途中のカモ類が少し入っていました。珍しいことにバンの親子が見られました。
モズが色々なところで高鳴きをしていて、バッタの早贄を参加者が見つけてくれました。
シロオニタケは真っ白で目立っていました。
オオスズメバチがクヌギの木の蜜を吸いにきていました。冬が来る前に最後のひと働きで一生懸命のようです。
太陽に薄雲がかかって同心円状の彩雲が出現しました。
 林の奥で聞き慣れない鳥の声が聞こえてきました。篭脱けで野生化した愛玩鳥のガビチョウでした。県北から筑波山にまで分布が広がって来ていましたが、とうとう宍塚大池にもきてしまいました。

ガビチョウは外来生物法で特定外来生物に指定されていて、日本の侵略的外来種ワースト100選定種にもなっているので、在来の鳥への影響が心配です。 

探鳥会の結果としては、カモやカケスなどが来ていたので32種と先週よりも多くなりました。

【観察した野鳥】
ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、コガモ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、バン、オオバン、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、アカゲラ、チョウゲンボウ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ 32種+ガビチョウ

2018年10月13日土曜日

2018.10.13 土曜観察会

曇り 参加者6名

まずは、今日の大池を御覧ください。これから毎月変化していく様子をお届けしようと思います。ヒシが沈んで水面が少し広がりました。バン、オオバン、カモ類などの水鳥が増え、魚を狙うミサゴの姿がありました。キセキレイが活発に動いています。







木の葉がはらはらと舞い落ちる中を歩くのは気持ちが良いものです。ヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、コゲラ、メジロが混群を作っています。カケスやアカゲラの声も聞こえて来ます。


この季節、ミゾソバとイヌタデがたくさん咲いています。ミゾソバはふれあい農園、イナリ谷津、五斗蒔谷津の奥に大きな群落があります。よく見ると場所によって少しずつ色が違っています。晴れた日にはチョウがたくさん。ピンクの金平糖を探してみてください。



里山は実りの秋を迎えました。アケビ、ミカンが美味しそう。ムクノキの実を口に入れてみたらほんのり甘かった。キノコやカラスウリ、ススキにも秋を感じます。



この時期スズメバチの動きが活発になっています。羽音が聞こえても決して手で払ってはいけません。あわてずにゆっくりとその場を立ち去りましょう。



先日の台風で大木が折れて観察路を塞いでいる場所があります。自然の猛威を目の当たりにしました。危険ですのでここは迂回するようにしてください。宝篋印塔の西のあたりです。

 


季節の変化が感じられる一日でした。秋の里山は魅力がいっぱい。歩いても良し。池の畔に座っているだけでも沢山の生き物に出会えます。薄手の上着を一枚持って出掛けてみましょう。
By はいたか

【野鳥】マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、キジバト、アオサギ、バン、オオバン、ミサゴ、トビ、オオタカ、ノスリ、コゲラ、アカゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ホオジロ 29種+ムシクイsp. +コジュケイ、ドバト


【チョウ】キタキチョウ、モンシロチョウ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、クロコノマチョウ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ 7種


【植物】イヌタデ、ミゾソバ、ユウガギク、シロヨメナ、シラヤマギク、ヤマハッカ、コウヤボウキ、オケラ、ママコノシリヌグイ、アオツヅラフジ、アケビ、カラスウリ、ムクノキ、アカヤマドリ、シロオニタケ

2018年10月7日日曜日

10/7 「魚」観察会

講師:増子勝男さん(元茨城県自然博物館 首席学芸主事)
参加者 とてもたくさん(集計中)
天気:台風一過で晴れ

 朝9:30集合時には、もう陽ざしが痛いくらいに暑かったです。

 長い列を作って、里山へ。ふれあい農園辺り、そして、田んぼ塾の田圃辺りで、魚網で水路をすくって見ます。大きいものからちいさなものまで、アメリカザリガニが多いですが、ドジョウやマツモムシ、ガムシ、コミズムシ、コマツモムシなども網に入っていました。
  
 大池まで着いて、いよいよ魚釣りです。マガモの中にスズガモの♀が混じっていました。

 釣果が芳しくないので、小川で川浚い。こちらもドジョウ以外の魚はつかまりませんが、ヒメタニシ、タイワンシジミ、大きめのイシガイ、そして、ヤゴなどが見つかりました。
 魚たちは、事前に魚網で上げた、ブルーギル、ブラックバス、カムルチー、ウシガエルのオタマジャクシなどを観察し、外来生物の話などを伺いました。
 外来生物自体は生きようとしているだけですが、環境を乱してしまうのですね。後の始末は会で行うことととして、その他の生きものは、元に戻しました。
 なににしても、水の中の生きものを、水の中に入って、捕まえて触って、楽しかったですね。(カムルチーは鋭い歯があるので、触るのは禁止です。)
 勝男先生ありがとうございました。
  
By yamasanae


【観察した生きもの】ブルーギル、ブラックバス、カムルチー、ドジョウ、フナ、アメリカザリガニ、タイワンシジミ、ヒメタニシ、イシガイ、ウシガエル、ニホンアカガエル、ガムシ、コオイムシ(初見だったのに、写真を撮りそこないました。残念!)、マツモムシ、コミズムシ、コマツモムシ、マガモ、スズガモ♀、メガネアサヒハエトリ♂



2018年10月6日土曜日

10/6 土曜観察会

曇り 参加者4名
 だんだん、晴れ間も覗くようになりました。
 土浦花火の準備でしょうか駐車場の草が刈ってありましたが、そこには、見慣れないバッタの幼虫。首を捻ります。黒化型は聞いたことがありませんが、やはりツチイナゴの幼虫のようです。

 先週、不明な蛾の幼虫とした白い幼虫は、菌類に侵されていたようです。今週は、緑色になっていました。折角、ガのSさんが一緒だったのですが、・・・・

 今週は、チョウたちが色々姿を見せてくれました。クロコノマチョウ、ツマグロヒョウモンのペア、ウラナミシジミは綺麗だったので、2枚です。 
    

 大池のコガモは、もう抜けており、居残り組のマガモがいただけでした。
  
 途中、コウさんの森を覗いてきましたが、大きなキノコ(カラカサタケ?)が生えていました。
  
By yamasanae


【野鳥】マガモ、キジバト、ノスリ、カワセミ、コゲラ、アカゲラ、モズ、カケス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ホオジロ 19種+コジュケイ
   
モズが空高く飛ぶとは・・・

【チョウ類】オオチャバネセセリ、チャバネセセリ、イチモンジセセリ、ナガサキアゲハ、アオスジアゲハ、キタキチョウ、モンシロチョウ、ウラギンシジミ、ベニシジミ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、メスグロヒョウモン、ツマグロヒョウモン、コミスジ、キタテハ、ヒカゲチョウ、ヒメジャノメ、クロコノマチョウ 19種

【ガ類】オオタバコガ、ホシホウジャク、シロオビノメイガ

【その他】ツチイナゴ、ショウリョウバッタ、ショウリョウバッタモドキ、ツクツクボウシ、ミスジハエトリ、ビロウドサシガメ、ナメクジ、ホコリタケ(キツネノキンチャク)
    

コウさんの森
【タデ科】イヌタデ、【ヤマゴボウ 科】ヨウシュヤマゴボウ、【アオイ科】アメリカキンゴジカ、【シソ科】ヒメジソ、【ナス科】イヌホオズキ、【キツネノマゴ科】キツネノマゴ、【キク科】アメリカセンダングサ、ダンドボロギク、セイタカアワダチソウ、【ツユクサ科】ツユクサ、【イネ科】メヒシバ、イヌビエ、チヂミザサ、ヌカキビ、エノコログサ 15種+大きなキノコ(カラカサタケ?)