2018年10月13日土曜日

2018.10.13 土曜観察会

曇り 参加者6名

まずは、今日の大池を御覧ください。これから毎月変化していく様子をお届けしようと思います。ヒシが沈んで水面が少し広がりました。バン、オオバン、カモ類などの水鳥が増え、魚を狙うミサゴの姿がありました。キセキレイが活発に動いています。







木の葉がはらはらと舞い落ちる中を歩くのは気持ちが良いものです。ヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、コゲラ、メジロが混群を作っています。カケスやアカゲラの声も聞こえて来ます。


この季節、ミゾソバとイヌタデがたくさん咲いています。ミゾソバはふれあい農園、イナリ谷津、五斗蒔谷津の奥に大きな群落があります。よく見ると場所によって少しずつ色が違っています。晴れた日にはチョウがたくさん。ピンクの金平糖を探してみてください。



里山は実りの秋を迎えました。アケビ、ミカンが美味しそう。ムクノキの実を口に入れてみたらほんのり甘かった。キノコやカラスウリ、ススキにも秋を感じます。



この時期スズメバチの動きが活発になっています。羽音が聞こえても決して手で払ってはいけません。あわてずにゆっくりとその場を立ち去りましょう。



先日の台風で大木が折れて観察路を塞いでいる場所があります。自然の猛威を目の当たりにしました。危険ですのでここは迂回するようにしてください。宝篋印塔の西のあたりです。

 


季節の変化が感じられる一日でした。秋の里山は魅力がいっぱい。歩いても良し。池の畔に座っているだけでも沢山の生き物に出会えます。薄手の上着を一枚持って出掛けてみましょう。
By はいたか

【野鳥】マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、キジバト、アオサギ、バン、オオバン、ミサゴ、トビ、オオタカ、ノスリ、コゲラ、アカゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ホオジロ 29種+ムシクイsp. +コジュケイ、ドバト


【チョウ】キタキチョウ、モンシロチョウ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、クロコノマチョウ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ 7種


【植物】イヌタデ、ミゾソバ、ユウガギク、シロヨメナ、シラヤマギク、ヤマハッカ、コウヤボウキ、オケラ、ママコノシリヌグイ、アオツヅラフジ、アケビ、カラスウリ、ムクノキ、アカヤマドリ、シロオニタケ

1 件のコメント:

  1. イヌタデに止まっていたトンボは、腹端の粉が吹く様子から、アオイトトンボのようですね。

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