2026年5月30日土曜日

2026/05/30 土曜観察会

晴れ 参加者6名(途中からチョウの観察に来ていたTさんと合流)

 日差しは強かったが、日陰は心地よかった。今日は、チョウ類が大当たり。

  • 2014年以来、12年ぶりのウラギンヒョウモン。

  • ゼフィルス4種(樹上性のミドリシジミの仲間、美麗種が多い)が、一斉に姿を見せてくれた。アカシジミ、ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミ、ウラゴマダラシジミ。ミズイロオナガシジミは、2022年以来、4年ぶり。
  
  
  • 早くも姿を見せたチョウトンボ、久しぶりのハラビロトンボ。サラサヤンマにも何度を出会った。

  

  • 昼行性のムネクリイロボタルは、幼虫は発光するが、成虫は、発光器が退化してほとんど光らないようだ。

  • 昼からうろうろしていたケラにも出会った。

  • 先週、補修に入っていた長屋門は、全体が上に曳家されていた。基礎をきちんとして、根太などを取り替えることになるのだろう。
  • イボタノキはもう花が落ちていた。今はクリが盛り。準絶滅危惧種(茨城県)のミズユキノシタが群生していた。
  
By yamasanae


【観察した野鳥】カルガモ、ホトトギス、カイツブリ、コチドリ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、トビ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、ウグイス、オオヨシキリ、メジロ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ 22種+コジュケイ、ガビチョウ
  

【チョウ目チョウ類】ダイミョウセセリ、ジャコウアゲハ、ナミアゲハ、アオスジアゲハ、キタキチョウ、モンキチョウ、モンシロチョウ、ウラギンシジミ、ウラゴマダラシジミ、ミズイロオナガシジミ、アカシジミ、ウラナミアカシジミ、ベニシジミ、ルリシジミ、テングチョウ、メスグロヒョウモン(写真は♂)、ウラギンヒョウモン、ツマグロヒョウモン、イチモンジチョウ、アサマイチモンジ、コミスジ、キタテハ、ヒメウラナミジャノメ、ヒカゲチョウ、サトキマダラヒカゲ、コジャノメ、ヒメジャノメ 27種
 

【両生類】ウシガエル・鳴き声


追記 kuroさんのみつけたフチトリヒメヒラタタマムシは、宍塚初記録
  


2026年5月24日日曜日

2026/05/23 土曜観察会

晴れ 参加者4名

  • 里山までの道脇で、Sさんのところの長屋門の補修が行われていました。作業の方にお聞きすると、根太が痛んでいたようです。綺麗な白壁に戻るのが楽しみです。

  • クルミハムシが大繁殖しているオニグルミで、クルミハムシの天敵、カメノコハムシの幼虫、蛹がありました。

  

  • 田んぼ塾の田んぼで、田植えが行われていた。田んぼでは、ヒガシニホンアマガエルのグワッグワッの声、ヌマガエルのちょっと高い鳴き声。
  • 大池では、カイツブリの鳴き声、ハスの葉の上に、オオイトトンボやクロイトトンボ。
  

  • 春先に確認できなかったルリシジミをたくさん見かけました。
  • キビタキがいい声で鳴いていたので、探したが、姿は見つからず。
  • 植物は、ニワトコの赤い実、ヤマグワの実は食べられました。ノアザミが綺麗に咲き、イボタノキは盛りでした。虫たちが集まるクリの花は少し早かったようです。
By yamasanae


【野鳥】カルガモ、カイツブリ、ダイサギ、コサギ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、ホオジロ 15種+コジュケイ、ガビチョウ
【チョウ目チョウ類】ダイミョウセセリ、コチャバネセセリ、ジャコウアゲハ・幼虫、モンキチョウ、モンシロチョウ、ヤマトシジミ、ルリシジミ、ツマグロヒョウモン、イチモンジチョウ、コミスジ、キタテハ、アカボシゴマダラ、ゴマダラチョウ、ヒメウラナミジャノメ、サトキマダラヒカゲ、コジャノメ、ヒメジャノメ 17種
【両生類】ヒガシニホンアマガエル・声、ヌマガエル・声
【その他、昆虫類】36種(略)



2026年5月16日土曜日

2026/05/16 土曜観察会

晴れ 参加者8名(17年程前のキャンエコ参加者4名、子ども1名参加)

 往年のキャンエコの学生さんが、子どもを連れて、不惑になってまた訪れてくれたのは、感慨深いですね。ツルグミ農園を開いた頃のことだそうで、懐かしそうに一回り。

  • 昆虫は、本当にたくさん出てくれて、不明なものを含めて78種。
  • サラサヤンマを確認できた。(Nくんが、こわごわと持ってみたところ)
  • Nくんは、15年ぶりのヨツボシワシグモも捕まえてくれました。

  • 広場のオニグルミは、大賑わいで、今年も、クルミハムシの幼虫、成虫、蛹がついていました。
   
  • エノキでは、ホシアシブトハバチ・幼虫、サルトリイバラではルリタテハの幼虫を観察。
  
  • カキノキ(カキ)、ガマズミの花が咲いていました。
  
  • 最後に、畑を横切るニホンイタチ、スイカズラでアサマイチモンジを見かけました。

 見どころがたくさんで、キャンエコOBたちは、危うく帰りのバスに乗り遅れるところでした。
By yamasanae


記録 昆虫が多すぎるので、野鳥、チョウ、その他生きものに絞って掲載

【観察した野鳥】
カルガモ、カイツブリ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、トビ、オオタカ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、ホオジロ 20種+ガビチョウ
【チョウ目チョウ類】
ダイミョウセセリ、コチャバネセセリ、ジャコウアゲハ、ナガサキアゲハ、ナミアゲハ、キタキチョウ、モンシロチョウ、ヤマトシジミ、アサマイチモンジ、コミスジ、キタテハ、ルリタテハ・幼虫、アカボシゴマダラ・春型、ヒメウラナミジャノメ、サトキマダラヒカゲ、コジャノメ 16種
【哺乳類】
ニホンイタチ


2026年5月9日土曜日

2026/05/09 土曜観察会

晴れ 参加者6名

 風がありましたが、いい天気でした。

  • 野鳥は、モズの巣立ち雛などに出会いました。

  • 野草も色々。ヤマハタザオ、レンリソウが咲いていました。ウグイスカグラの赤い実を美味しくいただきました。


  • 虫たちもいろいろ。トンボは、ヨツボシトンボなど。

  • カジリムシの仲間のオオチャタテの幼虫が固まっていました。クリオオアブラムシは共生関係にあるオオクロアリが面倒をみていました。
  

  • 綺麗なベッコウガガンボ、オナガコバチの仲間の小さいが綺麗なハチも見かけました。
 

  • チョウも色々。羽化直後なのか、翅が伸びきっていないサトキマダラヒカゲ。アサマイチモンジ。いずれも今季初。
  
  • オオミズアオはボロボロですが、久しぶり。クモの団居(まどい)はジョロウグモの赤ちゃんのようでした。
  

5/9の生きものリスト
【観察した野鳥】カルガモ、カイツブリ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、トビ、コサギ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ 20種+コジュケイ
【野草】ヒロハハナヤスリ、オオナルコユリ、ジョウロウスゲ、レンリソウ、ノイバラ、ヤマモモソウ、ヤマハタザオ、ヤマツツジ、オドリコソウ、ハルジオン、キツネアザミ、スイカズラ、マユミ 13種
【トンボ目】クロイトトンボ、ショウジョウトンボ、シオカラトンボ、ヨツボシトンボ、【カジリムシ目】オオチャタテ、【カメムシ目】ヒモワタカイガラムシ、ヘリカメムシの類、オオクモヘリカメムシ、クヌギカメムシの類、【コウチュウ目】オオヒラタシデムシ、コアオハナムグリ、クロハナムグリ、ヒメトラハナムグリ、ナガタマムシの類、ジョウカイボン、オオキスイの類、ヨツボシケシキスイ、キイロテントウ、ヤツボシハナカミキリ(ツマグロハナカミキリ)、イチモンジカメノコハムシ、クロウリハムシ、コフキゾウムシ、【シリアゲムシ目】ヤマトシリアゲ、【ハエ目】ベッコウガガンボ、チャイロオオイシアブ、【チョウ目チョウ類】ダイミョウセセリ、コチャバネセセリ、ジャコウアゲハ・幼虫(ウマノスズクサ)、カラスアゲハ、ナガサキアゲハ、ナミアゲハ、アオスジアゲハ、キタキチョウ、モンキチョウ、モンシロチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ツマグロヒョウモン、アサマイチモンジ、コミスジ、キタテハ、アカボシゴマダラ・春型、ヒメウラナミジャノメ、サトキマダラヒカゲ、コジャノメ、シロシタホタルガ・幼虫(サワフタギ)、ホシシャク・幼虫(イボタノキ)、オオミズアオ、オオトビモンシャチホコ・幼虫(コナラ)、マイマイガ・幼虫(エノキ)、【ハチ目】オナガコバチの類、クロオオアリ、キアシナガバチ、キムネクマバチ 昆虫・計53種
【クモ】ジョロウグモ・団居、ゴミグモ、【その他】シュレーゲルアオガエル・卵塊


2026年5月3日日曜日

闇の中で声の主を探せ 5月の月例観察会「カエル」

2026年5月3日

講師:吉川夏彦さん(国立科学博物館)・松島野枝さん(国立環境研究所)

参加者:子ども13名・大人14名 スタッフ:大人7名・子ども2名

 田んぼに水が入り、カエルたちの動きが活発になる季節です。基本的にカエルは夜行性ですので、観察会は午後6時半から始まりました。

 暗くなると、ふれあい農園のまわりの田んぼから「ケレレレレ…」というシュレーゲルアオガエルと「ゲッゲッゲツ…」というニホンアマガエルの鳴き声が聞こえてきます。

 カエルが鳴くのは繁殖のためで、鳴くのはオスのみです。シュレーゲルアオガエルとヒガシニホンアマガエルのオスはのどに1つの袋(鳴嚢)があり、その部分が黒っぽく見えます。メスののどは白いです。ヌマガエルは袋が両脇にあり、鳴いているときはハートを逆にしたような形になります。

 水草保全のための大きな水溜めタライの縁でヒガシニホンアマガエルがずっと鳴いているのでみんなでその様子を観察しました。喉が丸く大きく膨らむ時は体が細くなり、喉が凹むと体が丸く大きく膨らみます。体の中で空気を行ったり来たりさせているそうです。

 
鳴くヒガシニホンアマガエル    鳴くシュレーゲルアオガエル

 宍塚周辺のカエルの産卵は2月のヒガシニホンアカガエルから始まり、2~3月にアズマヒキガエル、3~5月にヒガシニホンアマガエルとシュレーゲルアオガエル、5~6月にヌマガエルと続きます。今日はシュレーゲルアオガエルの泡状の卵塊が見られました。中には白くて丸い卵が入っています。この泡のおかげで、シュレーゲルアオガエルの卵は水から出た状態でもしばし耐えられるそうです。

 
あちこちカエルさがし

 捕まえたカエルをケースに入れて観察したり、水辺で鳴いている姿を観察したりした後、講師2人にカエルについての解説をしていただきました。

「カエルは瞼があるか?」休んでいる時には眼を閉じているように見えますが、瞼はなく、眼を引っ込めて頭蓋骨の中に収めているそうです。

「カエルの指の数は?」前4本、後5本。「四六のガマ」が後肢の指が6本なのは、指ではなく土を掘るための瘤だそうです。

 
カエルの指を数えよう      苗代の名赤を覗く人たち

「カエルに歯はあるか?」歯はほぼなく、上顎に獲物をひっかけて丸のみするそうです。

「体の色を変えられる?」体の色の変え方は種によって違っていて、ヒガシニホンアマガエルは緑~茶色に変えることができ、シュレーゲルアオガエルは緑の明るさを変えられるのだそうです。

 観察会の終わりまで水溜めタライの縁にいたヒガシニホンアマガエルはずっととどまって鳴く姿を見せてくれました。お話によれば大きな個体で、このような1等地に陣取っているのは強い証拠だろうとのことでした。カエルは姿を見ると捕まえたい衝動が湧きがちですが、それをぐっと抑えて鳴いているそばでそっと照らして姿と声を観察するのもとても楽しいですよ。

By Nakaさん(五斗蒔6月号から)