2026年9月19日土曜日

2026/09/19 土曜観察会

曇り時々雨 参加者6名

 いつまで、続くのでしょうね。池西の手前の道は水没していました。

 それでも、虫たちや野草も色々みることができました。目玉は、ツルボで吸蜜していたオオセイボウ(大青蜂)。ちょっと、言葉を失うくらいに綺麗でした。

 国のレッドリストで、情報不足(DD)、茨城県では指定されていませんが、14県でレッドリストに登載されており、あまり見かけることがないようです。宍塚でも、初記録。
 ドロバチの仲間に寄生する寄生蜂です。この仲間は、宿主から反撃を受けても大丈夫なように体を硬く覆い、更に目を眩ますために、金属のような光沢をまとうようになったといわれているようです。

 滅多に見かけないオナガグモの捕食シーン。
 オナガグモは、糸を数本張って、自分も糸のように体を伸ばし、じっと待っていて、その糸を伝わってくる蜘蛛を狩るクモですが、ハエトリグモの仲間(ネコハエトリの幼体?)を捕食していました。

 真っ赤なタマゴタケも見かけました。少し、柄の部分に囓られた跡がありますが、ほぼ無傷でした。

 日本のヒガンバナは、3倍体なので、実をつけないとされていますが、宍塚で、少し早い時期に咲いていたヒガンバナは、2倍体なので、実をつけると、Hanaさんが見つけ出しました。
 どうも、シナヒガンバナ(コヒガンバナ)といわれるものらしい。
参考:9/5に咲いていた花

 野草は、イヌタデやボントクタデ。
   
 
 ヤブマメやジュズダマ
  

 クヌギの樹液酒場では、オオスズメバチやチャイロスズメバチで大繁盛。やはり、小柄なチャイロスズメバチが追われていましたが、結構、強気。

  

 そのほか、エビヅルの実、久しぶりのホタルガ、キイロテントウ、サルノコシカケの仲間など、切りがありません。
    
By yamasanae


【観察した野鳥】カルガモ、コガモ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギバン、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ムクドリ、スズメ 17種+コジュケイ、ガビチョウ
  

【観察したチョウ】ダイミョウセセリ(幼虫、ヤマノイモ)、オオチャバネセセリ、イチモンジセセリ、キアゲハ、ナガサキアゲハ(幼虫、ユズ)、ナミアゲハ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、メスグロヒョウモン、ツマグロヒョウモン、キタテハ(蛹、カナムグラ)、ルリタテハ、アカタテハ(幼虫、ヤブマオ)、ヒメウラナミジャノメ、ヒカゲチョウ、ヒメジャノメ 18種
      

【両生類】ウシガエル(幼体、おたま、特定外来)、ヌマガエル(幼体、被害防止・国内由来)、【哺乳類】アライグマ(足跡、特定外来)、タヌキ(足跡)

※ 写真は、参加者の皆さんからの提供




2026年9月13日日曜日

2026/09/13「昆虫」観察会

講師:今野浩太郎さん(農研機構 生物機能利用研究部門)

参加者:こども13人、大人19人

 雨の合間で、無事に実施できました。


 開始まえに、ナガコガネグモやドヨウオニグモを観察。ナガコガネグモは卵のう?を守っていました。
  

 最初は、桜についていたモンクロシャチホコの幼虫から説明。
  • シャチホコガは普通のガより頭が大きいので、噛む力が強い。
  • 新しい葉ではなく、9月になって枯れたようになった葉を食べられるのは、このお陰。
  • 新しい葉が出る時期は、天敵が多いので、このような暮らし方を選んだのかもしれないとのこと。

 出発して、梅林で立ち止まって、葉裏を観察。ちいさな虫がいました。モモヒメヨコバイだったようです。

 里山までの途中の柚子の木のそばで、先生が、ナガサキアゲハを捕まえてくれました。柚子の枝には、幼虫も。
  
          参考
 里山に入って、オオカマキリを観察。虫の耳は後からできたので、人間と同じ位置に有るわけではない。オオカマキリは、お腹のところに、バッタなどは脚にあったりする。スズメガは口のところ。そもそも、カマキリの耳はどんな役割を果たしているのだろう。
 夜、飛んだときに、コウモリの発する超音波を聞いて、捕まらないように、動きを止めて落ちるためなのだそうだ。このあと、ハラビロカマキリの緑色型と珍しい褐色型を見て、これも、鳥などに色を学習されて絶滅しないため、迷わすために色を変えているとのこと。
  
参考
 次は、水草の水槽にいるハリガネムシ。カマキリに寄生して、大きくなると、カマキリを操って水辺に戻る。(ここは、場所が狭いので、子どもたちを優先。先生の話が聞けていません。)
参考
 この後は、みんなで、採集タイム。その前に、毒を持つマメハンミョウについて、触らないように注意。結構、たくさん居ました。

 みんなが、虫を捕まえている最中。クワから特定外来のツヤハダゴマダラカミキリが飛んで来た。コナラに、綺麗な色合いのツマキシャチホコの幼虫がついていた。
  

 先生が仕掛けていたベイトトラップを見ると、アオオサムシ、センチコガネ、オオヒラタシデムシ、コバエやその卵など。
  

 最後は、みんなが集めてきた虫自慢。

 子どもたちは、オオカマキリ、ハラビロカマキリ、コカマキリ、ショウリョウバッタ、オンブバッタ、コバネイナゴ、シブイロカヤキリ、クビキリギス、エンマコオロギ、ヤマトシジミ、キタキチョウ、ツマグロヒョウモン、ニホンカナヘビ、ヌマガエルなどを捕まえてきていました。
 文責:yamasanae
(聞き間違い、洩れがないとよいのですが)

(追記)雄の蛾の櫛毛状の触角の話を忘れていました。
 雌のフェロモンを感じるアンテナの役割を果たしているそうです。かなり遠くても、フェロモンの一欠片でも感じると、風上に真っ直ぐ向かっていくのだそうですが、匂いが散らばって分からなくなると、ぐるぐるとそこいら中を飛んでみるのだそうです。
 ※すごく綺麗な大きな蛾(シンジュサンだったかな?)を、三角紙に入れて、実際に持ってきていただきましたが、名前を忘れてしまいました(誰か覚えていたら教えて下さいね)。このほか、カマキリが入っていたり、袋からは色々なものがでてきました。エリサン(ヤママユガ科)という絹糸用に飼育された蛾だったようです。
 先生には、いつも、色々準備をしていただき、本当にありがとうございました。

 
当日の生きもの(見かけたものを含む)
【トンボ目】オニヤンマ、シオカラトンボ、【バッタ目】シブイロカヤキリ、クビキリギス、オンブバッタ、ツチイナゴ、ショウリョウバッタ、【カマキリ目】コカマキリ、オオカマキリ、ハラビロカマキリ、【カメムシ目】モモヒメヨコバイ?、【コウチュウ目】アオオサムシ、オオキベリアオゴミムシ?、オオヒラタシデムシ、センチコガネ、マメハンミョウ、ツヤハダゴマダラカミキリ、【ハエ目】キノコバエの類(卵も)、【チョウ目チョウ類】オオチャバネセセリ、ナガサキアゲハ(幼虫も・柚子)、ナミアゲハ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、ヤマトシジミ、ツマグロヒョウモン、ヒメウラナミジャノメ、ヒメジャノメ、【チョウ目ガ類】ツマキシャチホコ(幼虫・コナラ)、モンクロシャチホコ(幼虫・サクラ)、【クモ目】ナガコガネグモ(卵のうも)、ドヨウオニグモ、【両生類】ヌマガエル、【爬虫類】ニホンカナヘビ、【その他】ニホンザラハリガネムシ(ハリガネムシ)



2026年9月12日土曜日

2026/09/12 土曜観察会

雨のち曇り 参加者3名 途中まで

 途中から、雨が上がったが、このところの雨で大池は満水。余水吐きから水が溢れていた。池西湿地の近くでは、観察路が水没していた。 


 大池で、カイツブリを見ることができたが、野鳥は、相変わらず、少なめ。まわりの葉はオニバスかな。


 雨が続いたせいか、キノコが目立った。ハナオチバタケは綺麗だった。

 

 脱皮をしていたナナフシの仲間は、触角が長い見たことのない種だった。調べると、このところ進出してきているタイワントビナナフシらしい。まだ、翅芽がはっきりせず、若虫だったようだ。

 

 このほか、団居(まどい)を守っていたイオウイロハシリグモのスジブト型(追記:スジブトハシリグモかもしれない)、イガイガのキタテハの幼虫など。
  

 ガも色々。アカマダラメイガ、ナシケンモン、マメキシタバ。
   

 引き返した、大池のソメイヨシノで、久しぶりのコムラサキを見ることができた。
By yamasanae


【野鳥】キジバト、カイツブリ、アオサギ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、スズメ 7種

【チョウ類】コチャバネセセリイチモンジセセリ、アオスジアゲハ、キタキチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ルリシジミ、ツマグロヒョウモン、キタテハ(幼虫も)、コムラサキ、ヒメウラナミジャノメ、ヒカゲチョウ、サトキマダラヒカゲ、ヒメジャノメ 14種

   

《その他の生きもの》【両生類】ウシガエル(幼体、特定外来)、ヌマガエル(幼体、被害防止・国内由来)

掲載写真は、参加者の皆さんからの提供