参加者は、大人15名、こども11名 計26名ほど
いやー暑かったですね。でも、次々と現われるトンボ、チョウなどなどを見て、暑さには負けない、元気な観察会でした。
里山への途中、ユズ(柚子)の木で、アゲハチョウの類の蛹や幼虫を見ましたが、その蛹は寄生されているもので、黒くなっていました。蛹になるときに、体を再構成するので、その際に、寄生した虫が栄養ととって大きくなるのだそうです(本当はもっと恐ろしげな話しなのですが、このくらいにしておきます。)
さらに、途中で、カタバミ(方波見)に集まるヤマトシジミを見て、チョウの気分になって、「カタバミの葉をかじってみましょう」。ちょっと酸味がありました。これは、シュウ酸(蓚酸)含んでいるためだそうですが、いっぱい食べると、腎臓障害をおこすそうです。シジミは平気なのですね。
暑いので、早く、里山の木陰にたどり着きたいところですが、入り口付近では、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ウチワヤンマなど。気門を観察しました。そうそう、案山子たちのお出迎えもありました。
さらに、キアゲハやアジアイトトンボ。アカガエルやアマガエル、シュレーゲルアオガエルも見つけました。
小川沿いでは、先生が、オニヤンマをゲット。子どもたちは眼を輝かせていました。でも、痛んでしまうので、観察したら、放してあげました。
木に止まっていたヒグラシを捕まえると、なんと、セミヤドリガの幼虫がついていました。結構大きいのですが、体液をすっているだけで、蛹になる前に離れるので、大きな負担にはならないようです。
さて、このガの幼虫は、孵化する直前の卵の状態で、セミが来るのをじっと待っていて、セミの羽の振動を感じて、孵化して、取りつくのだそうです。なんとも驚きですね。
photo by hanaさん |
photo by hanaさん |
さらに、ヒカゲチョウの幼虫も見つかりました。ササを利用している虫も多いのですね。
小川のアメンボウなどを見て、大池までいくのが精一杯でした。
なんで、アメンボは一杯集まっているの?などの質問を受けたあと、小さなこどもが、大きな声で、挨拶をして、観察会は終了。
おまけ 終了後、きれいな蛾を見ました。
by yamasanae
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