2026年3月29日日曜日

2026/03/29 3 月の月例観察会「モグラ」

 3 月29 日(日)、集合場所ではスモモの花が満開、大池の堤防では桜が咲き始めた春休みの日曜、子ども22人、大人16人、スタッフ8人が参加しました。今回は希望者が多く抽選で参加者が選ばれました。

 講師は国立科学博物館の岡部晋也先生です。

 会場のふれあい農園の奥の広場で、3つの班にわかれてそれぞれ机の回りに座りました。まず、モグラについて先生から質問です。モグラって知ってる?食べられる?どんな種類なの?―――

  

 ほとんどの子がモグラのことは映像や絵などで知っていましたが、実際に見たことのある子は少しでした。「肉にすれば 食べられると思う」「冷凍してから食べれば」「ネズミに近い?」「哺乳類」など子どもたちが先生の問いに答えます。それから皆が画用紙に、自分が思うモグラの姿を書きました。

 次に、エノキの下の、昨年畑になっていたところに移動し、土の盛り上がったモグラ塚を確認しました。それから、班ごとにまとまって、スコップなどで、モグラ探しの穴掘りです。塚の下を掘っていくと、トンネルがあるのがわかります。モグラが食べそうなミミズや甲虫の幼虫などを捕まえて容器に入れながら進み、各班が掘った跡を見ると、畑をとりまく長いトンネルが続いていることがわかりましたが、モグラは出現しませんでした。

 楽しい穴掘りを中断して、机のところに戻りました。すると、先生が大きなケースを1つずつ、机に置いてくださいました。蓋をとると、なんと、モグラが1匹ずつ入っていたのです。「かわいいー」の声があがり、子どもたちは大興奮でケースをのぞき込みます。まず見て、それから触り、餌やっていいよと言われて、さっき捕まえておいたミミズなどをモグラにあげ、食べる様子を見ました。そしてまた、画用紙が配られ、今度は実際にモグラを見てスケッチをしました。ピンクの鼻が突き出た丸っこい頭。毛の生えた短いしっぽ、前足の手はとても大きく、最後に皆が自分のスケッチをもって、前に出て、気がついたことを発表しました。

  
   
  

 解散してからも、先生に、どうやって捕まえたのか尋ねたり、穴を掘り進めた子もいました。先生は、宍塚の里山で、最近作ったモグラ塚からトンネルのありかを確認し、中に2つの罠を組み合わせてセットし、2時間おきに、モグラが入ったかどうか、確かめに来たそうです。子どもたちの人数を考えて3匹捕えて飼育し、子どもたちの興味を引き出してくださいました。年度末、転勤間近という大変ご多忙な中、時間も手間もかけて準備し、わくわくするような観察会をしてくださった先生に感謝申し上げます。

By Abさん

(五斗蒔から)



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