2020年2月9日日曜日

2020.02.08 土曜観察会

快晴 参加者5名  
今日の大池です。
暦の上では春。風もなく穏やかな一日になりました。この冬は池の水が全面氷結することはありませんでした。水鳥たちの旅立ちの日も早まるかもしれません。

堤防の東端には曝気装置が設置されています。茨城大学黒田先生のご紹介で、宇部工業㈱が水質改善のための試験運用を行っています。フェンスの内と外では水の色が違って見えます。



春の花を探してみました。日当たりの良い場所では、オオイヌノフグリ、ハコベ、ホトケノザ、タネツケバナなどが小さな花を付けています。


ウメの花も咲き始めました。1月には見ることが出来なかったエナガが、ウメの枝の間を飛び回りながら餌を探しています。


 上空ではトビが3羽、悠々と旋回していました。駐車場近くの田圃ではタシギが餌を探していました。この頃セキレイたちが2羽で連れ立っている姿を目にします。観察会ではハクセキレイとセグロセキレイをよく見ます。下の写真では、どちらが何セキレイか分かりますか?両方とも背中は黒です。この場合背中ではなく頬(ほお)の色で見分けます。左が頬の白い「ハクセキレイ」、右が頬の黒い「セグロセキレイ」です。



この時期、虫は見つからないと思っている方が多いですね。試しに日当たりの良い電柱や南向きのブロック塀の下で動く物を探してみてください。ナナホシテントウや徘徊性のクモが活発に動いています。このような場所は地面の温度が上がり易く、いち早く生き物が活動を始めます。

皆さんも一足早い春を見つけてみませんか。陽だまりの「あたたかさ」を一緒に感じてみましょう。
byはいたか

【野鳥】オカヨシガモ、マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、オオバン、タシギ、トビ、オオタカ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ 36

【昆虫】ウラギンシジミ、ナナホシテントウ


【植物】オオイヌノフグリ、ハコベ、ホトケノザ、タネツケバナ


※クモは、コモリグモの仲間と思われます。
By yamasanae



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