2018年6月10日日曜日

2018.06.09 土曜観察会

晴れ 参加者11名


栗の花は昆虫にとって魅力的。花のピークは過ぎましたが、まだシジミチョウの仲間を沢山見ることができます。トンボの数も少しずつ増えてきました。果樹園ではチョウトンボがヒラヒラと優雅に舞っていました。




ピンクと黄色のコントラストはムラサキシキブの花。ヤブガラシの花の中にピンク色の花盤が混じっています。ヤブガラシの蜜は昆虫のごちそうです。ノアザミはそっと触れると雄しべの先端に花粉が出てきます。虫に運んでもらうためのノアザミの戦略です。




開けた場所ではホオジロが、林の中ではキビタキが大きな声でさえずっています。カイツブリが一羽池の中にいました。そろそろ子供を連れて泳ぐ時期です。水草の間から「ピッピッピッピッ」と聞こえて来たら、親の後について泳ぐカイツブリの子供たちが見られるかもしれません。



今日は観察したチョウの種類数が野鳥の種類数を超えました。野鳥好きの皆さん、見られる鳥の数が減る夏場はチョウを観察してみませんか。道具はそのままで図鑑が一冊あれば十分楽しめます。年間を通じて端境期がなくなるのでおすすめです。
byはいたか

【チョウ】クロアゲハ、アゲハ、キアゲハ、キタキチョウ、モンキチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ウラギンシジミ、ウラゴマダラシジミ、アカシジミ、ミドリシジミ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ルリシジミ、ツバメシジミ、オオウラギンスジヒョウモン、イチモンジチョウ、アサマイチモンジ、コミスジ、キタテハ、アカボシゴマダラ(成・幼虫)、ヒカゲチョウ、サトキマダラヒカゲ、ダイミョウセセリ、オオチャバネセセリ 25種(観察会前後を含む)

【ガ】ウメエダシャク、オオボシオオスガ

【トンボ】シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、ウスバキトンボ、チョウトンボ、コシアキトンボ、ウチワヤンマ

【甲虫】ヨツスジハナカミキリ、ベニカミキリ、リンゴカミキリの仲間、イチモンジカメノコハムシ、キマワリ

【クモ】ヤハズハエトリ、コガネグモ

【野鳥】キジ、カイツブリ、キジバト、ゴイサギ、アオサギ、チュウサギ、コサギ、ホトトギス、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、ヒバリ、ホオジロ 24種+コジュケイ(観察会前後を含む)



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