参加者 65名(大人36名、こども29名)
講師は、今月の定例観察会でもお世話になった北方生物研究所の植田健仁さん。
集合場所で、先生が連れてきた幼蛇を見せてもらいました。まず、ヤマカガシです。これは、毒があるのですが、触ったくらいでは大丈夫。とはいうものの毒と聞いて子どもたちも手がでません。
次は、シマヘビの幼蛇。こちらは、毒がありません。ヤマカガシはザラザラしているのですが、シマヘビはツルツルしています。こちらは、みんな触って見ました。大人も興味しんしん。
でも、夜の観察会では、マムシの可能性があるので、蛇をみつけても絶対に手を出さないように、注意がありました。
その後、例によって、長い列を作って、里山へ。
早速、鳴き声を頼りにカエルを探します。高い声でコロロ、コロロと鳴くのは、シュレーゲルアオガエル、ギャギャと鳴くのは、ニホンアマガエル。音が響くのでなかなか見つかりません。しばらく、探すとだんだん見つかりました。水草のパッドにいたのは、ニホンアマガエルでした。
バットには、トンボの抜け殻も一杯です。いつもこの辺りにいるショウジョウトンボなのでしょうね。
ジーーーーという虫の声も聞こえます。当日、会のスタッフ=yamasanaeの方で、鳴く虫をクビキリギスとご案内しましたが、写真をよく見ると、シブイロカヤキリでした。クビキリギス(褐色型)とはよく似ていて、鳴く時期も同じ。シブイロカヤキリの方が、声がやや低くく、ジャーーーだそうです。(済みません。訂正します。)
このほか、ヒメギスの幼虫(若虫)や妖しく眼を光らすガ(夜盗蛾の仲間のようです)なども見られました。
残念ながら、フクロウの声は聞けませんでしたね。
すっかり暗くなった堤防で、質問を受けてから、集合場所にもどり、お土産に、ニホンアカガエルの石膏像をもらって解散。
音がたよりの夜の里山は、普段と違いましたね。今日も、楽しかったです。 講師の植田さんありがとうございました。
by yamasanae
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