2013年9月14日土曜日

9月14日 夜の観察会

今日のテーマは「鳴く虫」
 牛久市の榎本友好さんを講師に夜の観察会が行われました。
 今回は、前回ほどの大人数ではありませんでしたが、それでも20名以上だったでしょうか。道路を歩きながら、エンマコオロギやアオマツムシ。大きな蛾の目が光っていました。がやがやと、なかなかふれあい農園までたどりつきません。

 里山に入ると、イオウイロハシリグモが子グモを守っているのを見つけたり、コバネイナゴが山ほどいたり・・・いよいよ、子どもたちも全開です。恐れ気も無く虫をつかんでこれなーに。ヒバカリの幼ヘビを見たり、カマキリを捕まえて、エサ用にバッタを捕まえたり。

 最後に、捕まえた虫たちを見ながら色々説明をしてもらいました。触角が短くて太いのはバッタの仲間、コオロギやキリギリスの仲間は触角が長いのですが、夜に活動するのに便利だから。キリギリスの仲間が縦長なのは、葉の間をすり抜けやすいように、コオロギたちが横長なのは、葉に伏せていたりするからなどなど。
 ヘビの仲間では、首のところに黄色のスジがあったのは、ヤマカガシの幼ヘビでした。ヤマカガシは、小さくても毒があるので、気をつけなければ・・・

 捕まえて♂♀を一緒にプラスティックの容器に入れていたエンマコオロギの♂が鳴きだしたのにはビックリ。なぜ鳴くのとの榎本さんの問いかけに、まだ低学年の子が、メスを誘っていること、テリトリーを主張しているなど、しっかり答えたのにまたビックリ。
 盛会でした。
by yamasanae

【見た虫など】
 草むらで、エンマコオロギ(コロコロリー)、オカメコオロギ類.、ヒメコオロギ?、ツユムシ、クサキリ、ハヤシノウマオイ(スイーチョン、ハタケノウマオイと外見では区別が難しいのですが、ハタケは、せわしなく、鳴くようです)、カンタン(少し低くルルルルルー)、アオマツムシ、コバネイナゴ、シバスズ、ショウリョウバッタ、オンブバッタ、オオカマキリ、コカマキリ、イオウイロハシリグモ、オニグモの類、ハサミムシの類、ゴミムシの類、オカダンゴムシ、モリチャバネゴキブリ、シモフリスズメ、シロヒトリ、ホシヒメホウジャク、スズメガ類の幼虫、尺取虫(シャクガの類の幼虫)、メイガの類多数、アジアイトトンボ、ウスバカゲロウ、クサギカメムシ、アブラゼミ、ヒバカリ、ヤマカガシ
 田んぼの縁で、ニホンアカガエル、ウシガエル、アメリカザリガニ、ドジョウの類、マツモムシ

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