国立科学博物館ボランティアの水山栄子さんを講師に、暑い中でしたが、大勢の方が参加しました。 昨年は11月で、少し遅かったので、早めたのは良いのですが、猛暑では、クモもでないようです。それでも、去年よりは多く見ることができたようです。
キチンと記録をしていなかったので、ややうろ覚えです。
出だしは、去年と同じムクノキで美麗種のビジョオニグモ。あまりの暑さに早々に林の中へ。
竹林では、ジョロウグモ。網を張っているクモは、普通、頭を下にしているのだそうで、♂は見つからないように、網の上の方にいるのだそうです。ジョロウグモの巣には、シロカネイソウロウグモも居候していました。
名前の素敵なカグヤヒメグモはうまく捕まえることはできませんでした。オオシロカネグモはお腹の緑の線がきれいです。
笹の葉を折りたたんでいたのは、ヤマトコマチグモ(毒性のあるカバキコマチグモの巣より小振りです)。コクサグモも棚網の奥に潜んでいました。マミジロハエトリやチリイソウロウグモ(居候のくせに、網の主のクモを餌食にすることもあるそうです。)そういえば、オナガグモもクモを餌とするクモだそうです。
途中で、ナガコガネグモをつんつんしている人がいましたが、必死に網を揺らして対抗していましたね。個人的には、カラスゴミグモ(このクモは横向きにとまっていました。)が初見でした。
このほか、マミジロハエトリ、ヒラタグモ、ジグモ(巣)、コガタコガネグモ、アシナガグモ、ヤマシロオニグモ、コゲチャオニグモ、コガネグモ、ヨツデゴミグモ、ゴミグモ、ササグモ、サツマノミダマシ、ワキグロサツマノミダマシ、デーニッツハエトリ、オオトリノフンダマシ(卵のう)、トリノフンダマシ(卵のう)、イオウイロハシリグモ(卵のうを咥えていました。)。アリグモの死がいやクサグモの巣もあわせると30種ほどだったのでしょうか。
オオトリノフンダマシの卵のう
by yamasanae
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