講師は、(株)ツムラの三木栄二さん。
漢方は、結構複雑。
薬草となる植物とそれをもとに作られるのが生薬。ここらは、根は葉または全体(全草)などの違いがあるので、なんとか。
さらに、数種の生薬をもとに作られるのが漢方薬で、日本薬局方(初めて聞きましたが、厚生労働省で定めています)という医薬品の規格基準書に載せられているもののようです。そして、これに載っていないのは民間薬ということになるようです。
また、生薬は、植物に限らず、動物や鉱物などもあるようです。有効成分を精製することなく・・・などとなるとわからなくなりますが、おそらく、化学薬品との違いなのでしょう。
うろ覚えなので、改めてご確認ください。(文責は、以下を含めて、すべて、yamasanaeです。)
さて、観察会では、集合場所で、クズ、オオバコ、イノコヅチなどについて説明を受けてから、道端の柿などを見ていきます。
カラスウリは、通常キカラスウリの根、実、種が使われるそうです。
オオバコの生薬名は車前子(シャゼンシ)。全草または種子を使用。
アカメガシワの生薬名はそのまま赤芽柏のようです。星状毛、蜜腺を観察しましたが、使うのは、樹皮。消炎、抗潰瘍などの薬効が知られているようです。これは、民間薬のようです。
チドメグサ、ドクダミ、ヨモギなどとみていきますが、生薬名、薬効、使用部位などは、もう頭に入ってきません。
日本三大薬草は、ドクダミ、ゲンノショウコ、センブリというのはなんとか。
この後、センブリをかじってみますが、苦いこと・・・。こうやってみると、薬草だらけですね。
大池の堤で熱心な質疑応答があって、終了。講師の三木さんありがとうございました。
大池には、渡りの途中のマガモが入っていました。
By yamasanae
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