もうすっかり秋模様。虫の声がよく聞こえます。どうゆうわけか、エンマコオロギ、ツヅレサセコオロギやササキリ、セスジツユムシ、サトクダマキモドキなどが姿をみせてくれました。
大池には、マガモやヒドリガモも10羽ほどの群れで飛来してきていました。
歩きはじめのエノキでは、アミメアリが共生しているヤノクチナガオオアブラムシのだした甘露を吸っていました。クチナガという長い口吻はエノキに差し込んでいるようで見えませんでした。
ヤノクチナガオオアブラムシは頭を上にしています |
普通は、木に作られた蟻道の中にいるそうで、初めてみました。よくみようとして、アリにどいてもらおうとしたのですが、さっぱりでした。
このほか、モミジイチゴの葉のうえで、鳥の糞のようにみえるモントガリバの中齢幼虫を見つけたり、ヨコヅナサシガメの幼虫の脱皮のを見たりと、今日も色々と面白い観察会です。
このほか、モミジイチゴの葉のうえで、鳥の糞のようにみえるモントガリバの中齢幼虫を見つけたり、ヨコヅナサシガメの幼虫の脱皮のを見たりと、今日も色々と面白い観察会です。
鳥の糞のように見えるのは、中齢幼虫までのようです |
脱皮直後は赤い色で目立ちます |
さて、今日の目玉は、オオスズメバチの大きな巣です。コナラの枯れ木の4mほどところにあった洞に巣を作っていたようですが、このところの強風で木のなかばから上の部分が倒れてきたようです。古い巣のようでした。
そうそう、アケビの実やムキノキの実を賞味したのですが、奥床しい甘さでした。ヤマハッカの染み入るような花色も印象に残りました。
by yamasanae
【観察した生き物】
鳥類 18種+(番外1種)
ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、キジバト、チュウサギ、オオタカ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、メジロ、ヒタキ類(キビタキ♀でした。)、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ホオジロ、(コジュケイ)
キビタキ♀ 観察会参加のHさん撮影 |
チョウ類 9種
オオチャバネセセリ、キタキチョウ、スジグロシロチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、メスグロヒョウモン、ツマグロヒョウモン、キタテハ
ガ類 1種
モントガリバ(中齢幼虫)
トンボ類 5種
オオアオイトトンボ、アジアイトトンボ、ナツアカネ、ノシメトンボ、アキアカネ
その他昆虫類 17種
セスジツユムシ、サトクダマキモドキ、ササキリ、アオマツムシ、ハラオカメコオロギ、エンマコオロギ、ツヅレサセコオロギ、ヨコヅナサシガメ、クモヘリカメムシ、ホシハラビロヘリカメムシ、チャバネアオカメムシ、ヤノクチナガオオアブラムシ、ガガンボ類sp.、キタヒメヒラタアブ、アミメアリ、オオスズメバチ(巣)
クモ類 9種
ヒラタグモ、オナガグモ、ジョロウグモ、ナガコガネグモ、ゴミグモ、オオトリノフンダマシ(卵のう)、ハナグモ、ネコハエトリ、マミジロハエトリ
植物 23種
イヌタデ、アキノウナギツカミ、ミゾソバ、ヒナタイノコズチ、ナズナ、ヘビイチゴ、オオニシキソウ、ヤナギハナガサ、アレチハナガサ、ヒメジソ、ヤマハッカ、アメリカセンダングサ、コセンダングサ、ヒメムカシヨモギ、ユウガギク、ヒメジョオン、セイヨウタンポポ、セイタカアワダチソウ、ツユクサ、コブナグサ、アキメヒシバ、カゼクサ、ネズミノオ
アケビ(木通)の実、ムキノキ(椋木)の実
0 件のコメント:
コメントを投稿