2015年10月4日日曜日

2015.10.04 「大池の魚」

晴れ 参加者 80名以上(半数はこどもたち、集計待ち

 今日の講師は、大学時代、魚の研究をしたのち、教壇に立ち、茨城県自然博物館の主任学芸主事も経験した増子勝男さん。宍塚の観察会では2006年から5回目です。

 観察会の駐車場で、あいさつと注意事項。一番の注意事項はおぼれない事で、くるぶしぐらいでもおぼれてしまう事があるそうです。
 里山について、まずは、網の使い方を教えてもらいます。まず、網で深さを計って、大丈夫なことを確認してから、小川に入ります。網の使い方は、下流に網をたてて、上流から足で生きものを追いこむやり方と、さっと網ですくう方法とあるそうです。

 網も持つと、もう夢中。小川に入って、一所懸命すくってみます。最初のうちは、小さなアメリカザリガニ、そのうちに、スジエビが混ざっていることに気が付きます。だんだん、狙ってとるようになり、大きなアメリカザリガニをゲットすると、歓声です。

 小川には、ドジョウがいました。ほかにも魚がいるよ。やった、これは、ハゼの仲間のヨシノボリ。

 もう、釣をする時間が無くなるよと、呼びかけて、やっと堤防へ。
 今度は、つりの準備です。自分で(保護者にてつだったもらい)釣り糸をつけないと、釣が出来ません。悪戦苦闘で、こんどは、釣りに夢中。いつもは入れ食いのブルーギルがなかなか釣れません。棚を深くとって、といっても分かりませんね。雨で水深が深くなっているので、少し、底の方を狙います。そのうちに、ブルーギルが何匹か釣れるようになりました。

 ブルーギルやブラックバスは外来魚で、大池のこれまでの自然を壊してしまうので、ブルーギルたちが悪いわけではないのですが、駆除をしなければならないこと、人間が持ち込むことなど、小さい子どもたちもしっかり理解していたのには、驚きました。
 熱心に質問もして、やはり、興味のあることには集中力が切れないのだとこれも感心。
by yamasanae



Kiです。魚の観察会面白かったです。
でも、妻が仕事で、ワンコの散歩しないできたので、はっとして、帰りました。
ひらブナおいしそうでした。
来年の春にご対面したいです。
ザリガニ、美味しそうでした。



by Kiさん

注:大池では、網をしかけて、外来魚などを調査・捕獲していますが、その網には、ブラックバス、ブルーギル、カムルチーなどのほか、フナなどもかかります。当日は網にかかった魚たちも展示していました。ひらブナ(平鮒)=ヘラブナ(箆鮒)のようです。(by yamasanae)






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