講師は、農研機構・農村工学研究所の嶺田拓也さん。
集合場所で、あいさつをして、里山情報館付近の田んぼからスタートです。
田んぼにあったパイプはなんのためにあるのでしょう?置いてあった苗はどうして、ここにおいてあるのかな?
周辺の田んぼをぐるっと回って、田んぼの土、周辺の用水路、稲についていた害虫を観察しました。イネドロオイムシは、ハムシの幼虫で、自分の糞をの中に潜んでいるのでしたね。
暑いし、小さな子にはやや難しかったかな?
里山に着いて、田植え前の田んぼを観察。ヒバカリの幼蛇をみつけて、盛り上がりました。さて、いよいよ、泥んこタイムですが、なかなか1歩がでません。やはり、長靴では無理でこどもたちは裸足で入って、ニコニコ。田んぼでは、真っ赤なショウジョウトンボやシオカラトンボ、きれいな青色をしたオオイトトンボなどを見ることができました。
おっと、肝心なのは、水田の土の様子を体感すること。もぐりますが、底なしではなかったですね。
宍塚で自然農田んぼ塾がやっている米作りは、農家の田んぼとは大違い。耕されていなかったり、田植えをせずに、直接種を播いたところもありました。畔を壊さぬようにそっと歩きました。
これから、田植えをする苗を作っている苗代をみんなで観察。苗代では、苗の生育が苗代のまわりの方が競争相手が少ないので、伸びがよいのが確認できました。
このあと、水の流れをたどり、大池まで行きました。
by yamasanae
【当日観察した生き物】
- 鳥類:コチドリ、チュウサギ、ハシブトガラス、スズメ、ツバメ、ヒヨドリ、ヒバリ、ハクセキレイ、キジ、ムクドリ、オオヨシキリ、アオサギ、ホトトギス、カワウ
- 蝶類:モンシロチョウ、モンキチョウ、スジグロシロチョウ(似た種あり。たぶん)、ウラゴマダラシジミ、ツバメシジミ、ベニシジミ、ミドリシジミ、ムラサキシジミ、ルリシジミ、キタテハ、アゲハ、キアゲハ、クロアゲハ、ナガサキアゲハ、ヒカゲチョウ
- トンボ類:シオカラトンボ、コフキトンボ、シオヤトンボ、アキアカネ、ハラビロトンボ、ショウジョウトンボ、アジアイトトンボ、オオイトトンボ、ヤンマ類sp.、ウチワヤンマ、コシアキトンボ
- 両生類:ニホンアマガエル、ニホンアカガエル
- 爬虫類:ヒバカリ
- その他 ヒタチマイマイ、アメリカザリガニ、チャドクガ幼虫、ヒメギス若虫、ショウリョウバッタ若虫
0 件のコメント:
コメントを投稿