2014年11月2日日曜日

11月2日(日) 月例観察会「実と種」

 ちょっと前の予報は雨だったのですが、暑いぐらいのいい天気。

 今日の講師の多田多恵子(ただたえこ)さんは、立教大学などの講師ほか本や絵本を書いたり、観察会なども多く開催しており、その人気か、親子だけでなく、女性の参加も多かったようです。

 ふれあい農園付近で、15分で実や種を集めたらあっという間に数十種。

 ルーペなどでよく観察。センダングサには細かな棘が一杯。実を割って見たり、オニドコロの実のなかの種は、プロペラ型でくるくる回って種を散らすのだそうです。マユミの赤い実、ムラサキシキブの紫色の実、ネズミモチの黒い種は本当のネズミの糞のようでした。もちろん、引っつき虫もたくさん。

 果樹園では、センダンの実をみつけたり、トキリマメの赤い実をみつけたり。

 最後は、大池のほとりで、センダンでシャボンができないか実験。
 ニーム(インドセンダン)石けんというのがあるそうなので、サイカチやムクロジのようにサポニンが含まれていれば、泡立つのですが、さて?
 みんなで、センダンの実を潰して、水にいれてシェイクしたのですが、あえなく失敗。サポニンはふくまれていないようです。ニーム(インドセンダン)の殺菌作用を利用した石けんなのでしょうか?

 集合写真は、モモクロおじさんのKさんがぱちり。100-98は?
 五斗蒔にもユニークな記事が期待できそうです。
by yamasanae

多田多恵子さんの著書

  • 絵本「びっくりまつぼっくり」
  • 「身近な草木の実とタネ」
  • 「したたかな植物たち」
  • 「種子たちの知恵」ほか


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