7/20(月・祝日) 晴れ 18:30~20:30
参加者:大人42名 子ども31名 計73名
人数が多いので、4班(Abさん、きたきつねさん、hanaさん、yamasanae)に分かれて、順次、出発です。まずは、セミの羽化を見ますが、今年は、セミの幼虫の出が少し遅いようで、ちらほらでしたので、帰りに、もう一度みることにしました。
- セミの幼虫の呼び方はさまざま。茨城では、アナゼミ、ノタリなど、全国では、ノコノコ、セミノウマなど。あなたのところではどのように呼んでいるのでしょう?
夕焼けの空がくらくなると、今年も、コウモリが飛ぶのが見えました。上高津の園地を抜けたところでは、カラスウリが、レースのような花を広げていました。
夜に花を咲かせて、少数の虫に確実にきてもらう戦略をとった花のひとつですね。
懐中電灯も消して真っ暗な道では、歩くのも覚束ないのですが、しばらくすると、陸生ホタルの幼虫が光るのがみえるようになりました。
草の葉の先や裏に、チョウやトンボがとまって眠っているのもみることができます。普段は飛び回っているのが、ジッとしたままでしたね。
上高津のほうに戻る途中では、羽化しようとしているニイニイセミを大きなムカデが襲っていたり、アリにたかられているものも見ましたが、生存競争は厳しいものです。
今年は、ヒグラシの羽化もみられたようです。
夏の夜、夢のような観察会、楽しんでもらえたでしょうか?
by yamasanae
なお、文中の写真は、きたきつねさん、Kさんにも提供してもらいました。また、一部、過去の写真も含んでいます。(なにしろ、ゆっくり、写真を撮っている暇はほとんどありません。今度は、記録係も必要ですね。)
【観察した虫たち】
4班に分かれたので、見れたものに違いがありますが、今年は甲虫類が多かったようです。
カブトムシ、コクワガタ、ノコギリクワガタ、キマダラカミキリ、ノコギリカミキリ、シロスジカミキリ、ミヤマカミキリ、アオカナブン、カナブン、アオドウガネ、コフキコガネ、ヨツボシケシキスイ。このほか、おなじみのニイニイゼミ、ヒグラシ、シロシタバ、コシロシタバ、キシタバ、マメキシタバ、ナナフシ、マダラカマドウマの類などなど。寝ていたのは、モンシロチョウ、ウラギンシジミ。ヤマナメクジも目立ちました。
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