2015年3月1日日曜日

2015.03.01 月例観察会「天王池」

3月は、会のスタッフによる「天王池」の観察会

 雨の予報が外れ、天王池観察会行えました。

 晴れていれば陽だまりと思えるところには、カントウタンポポ、ホトケノザが咲き、2羽のノスリがいい感じで飛んでいました。
 殆ど人が通らない台地には、アナグマと思しき大きな横穴、 下見の時より更に深く、近くには掘り途中の穴も点在。
 ノウサギの足跡、落し物も方々にみられました。
 行く先々、土の表面には土器のかけらが散在、縄文中期、古墳時代と、Abさんが解説してくださいました。
 なかなか楽しい、わくわくした観察会でした。

 参加者:子ども1人、大人9人
【大池メールから転載】
by hanaさん


 開始前、駐車場付近で、ミヤマホオジロ。一所懸命撮っていて、危うく置いていかれるところでした。

♂の頭

地味な♀、手前の♂はボケています。
 天王池付近で、スタート

 エノキのまわりで、ゴマダラチョウの幼虫などを探したのですが、キザハシオニグモ♀が越冬していました。
 一緒に歩いた女の子は、ヒシバッタ、ナナホシテントウなど平気でしたが、クモだけは苦手なようでした。

 朽木がまた面白い。なんの幼虫やら?
 アカハネムシの類という説もありましたが、コメツキムシの類ではないでしょうか。ゴミムシダマシ(キマワリ)の類の幼虫もいました。

 白アリは、兵隊アリを見ないと分からないのですが、ボケていました。まあ、なんとなく頭部が四角っぽいので、ヤマトシロアリでしょうか。(⇔イエシロアリ)

 残念なのは、アナグマの巣穴。写真はまったくの失敗。数ヶ所に穴を掘って、退路を確保しているのだそうです。臭いがつかないようにそっと見てきたのですが、地主さんにはとんでもないかもしれません。

 最後に、ちっちゃなヒメカゲロウの類が飛んでいるのを見つけました。
by yamasanae

【観察した鳥たち】
キジ、キジバト、アオサギ、ノスリ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アオジ、大型ツグミ類sp.、(コジュケイ、ドバト)


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