2020年1月25日土曜日

2019.01.25 土曜観察会

晴れ 参加者9名
少し寒い中での土曜観察会でした。

途中、小中学生の自然観察会のグループと出会いました。滅多に自然と触れ合うことができないのでしょうか、非常に楽しそうでした。

大池のカモは相変わらず数が多くて今日も9種類観察できました。カモを見ていると、オオタカがカモの群れに飛び込んで大騒ぎを見ることができました。

この冬はエナガとなかなか会えないのが不思議です。今シーズンはカラの混群の動きと完全にずれてしまっているようです。

池の縁を歩いているとオオタカがオオバンを食べた跡がありました。オオバンが捕獲しやすいのでしょうか。
池西湿地の手前でベニマシコのオスを見ることができました。久しぶりです。
カワセミが藪の中に入ってきたので探してみると枝に止まっていました。いつもは池の縁の離れたところに止まっているか、飛んでいるところを見ることが多いので、近くでじっくり観察できました。

【観察した野鳥】
オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、アオサギ、コサギ、オオバン、ハイタカ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、アカゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ 39種

2020年1月18日土曜日

2019.01.18 土曜観察会

小雨・雪・霙 参加者7名
第3週の土曜観察会は日本野鳥の会茨城県と共催の探鳥会も兼ねての開催です。

朝から天気が悪く小雨模様でしたが開催することにして、集合場所から歩き始めました。歩き始めて少し経つと白い小さな雪が舞い始めました。初雪です。

少し進むと、林からトビとチョウゲンボウが飛び出してきたので驚いていると、ハヤブサも飛び出してきたのでさらにビックリでした。

大池は秋の大雨以降水位が高い状態が続いていて、谷津の奥まで水面が広がっています。
大池のカモは狩猟期が始まってから数を増やしていて、少なくとも1,000羽以上集まっているようです。今回もオカヨシガモ、マガモなど9種類のカモを見ることができました。

天気が回復しそうも無いので、途中からいつもと違うコースで帰ることにしました。途中、クロジのメスがブッシュの中に出てきました。この里山でクロジは久しぶりです。

帰りの竹林のところでエナガの群れに遭遇しました。不思議なことにいつも見ることのできているエナガが、ここ一ヶ月ほど見られていなかったので幸いでした。

【観察した野鳥】
オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キジバト、オオバン、トビ、ハイタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、アオジ、クロジ (38種)

2020年1月11日土曜日

2020.01.11 土曜観察会

曇り 参加者6名


今日の大池です。
皆さん、この写真を見て何か気付きましたか?
そう、氷が張っていません、張る気配もありません。昨年112日の写真は一面氷が張っていて、セグロセキレイがスケートをし、カモが円卓会議をしていました。寒の入りをしてから約1週間、これから大寒に向けてもっと寒くなるのか、それとも暖冬で終わるのか少し気になるところです。


今日は嬉しいことがありました。しばらく離れていたYamamayuさんが土曜観察会に復帰しました。早速Yamamayuさんが最初の谷津で「ハンノキに元気がないね」の一言。毎週見ているが故に見落とす事もあるのですね。確かに今の時期房状の雄花が目立つのに、花を付けていない枝が沢山あります。

ハンノキ



池の畔ではちょっとした事件がありました。観察路上に羽が散乱し、新しい血が飛散っています。特徴的な羽の縞模様から被害者はカモ類と推定しましたが、種までは分かりません。犯人は哺乳類と断定しました。その理由は羽の軸が根元でちぎれているからです。これがオオタカなどの猛禽類の仕業でしたら、羽は軸の先端までほぼ完全な形で残ります。尚かつ猛禽類は食餌場所に血を殆ど残しません。

これで一件落着となるところでしたが、直後に何と食いちぎられた「あしゆび(趾)」を見つけてしまいました。三本指の間に水かきのある、水鳥特有の「あしゆび」です。しかし、この事が更に謎を深めてしまいました。一体誰のモノなのか?色々な水鳥を想像しましたがどれも特徴が合致しません。仕方が無いので全員持帰りの宿題となりました。

犯行現場
水鳥の趾(あしゆび)
結局悩んだ末Yamasanaeさん、Yamamayuさん、はいたかの3人とも「被害者はオナガガモ」で意見がまとまりました。大池でオナガガモは、多くても数羽しか入らないので少し残念です。念の為、現在水鳥に詳しい方に判定をお願いしています。(現場の写真は小さめに掲載します)
丸の中がオナガガモ(2020年1月5日 Yamamayuさん撮影)



その他の小鳥では、マヒワとキクイタダキが良く出るようになりました。今日はキクイタダキに出会うコツを紹介しましょう。

キクイタダキは体重が5gほどの日本で一番小さな野鳥です。マツ、スギなどの針葉樹を好み、クモや小さな昆虫を食べます。頭の上が菊の色・黄色なので「菊戴」。

キクイタダキに出会うためには先ずメジロの姿・声をしっかり識別する事が重要になります。私の経験ではキクイタダキはメジロの群れの先頭にいます。ただ、数が少なくアッと言う間に移動して行くので、確認が遅れると見えるのはメジロばかりになってしまいます。メジロの群れにキクイタダキが入ると、「チッチッ チチチチ」という小さくて高い金属的な声が聞こえます。カタカナの「チ」よりもアルファベットの「thi」に近いかもしれません。メジロの群れ本体が近付いて「チーチー」「チュルチュル」にぎやかになったら、キクイタダキの発見は困難を極めます。運が良ければ、キクイタダキの群れがマツに長時間滞在している事もありますが、そんなケースは稀です。

来週は野鳥の会との合同探鳥会になります。探鳥会でキクイタダキを期待する方は、出来るだけ列の先頭近くを歩いてください。後ろの方では多分間に合いません。
byはいたか


キクイタダキ(photoACより 北海 太郎氏の作品)

今日のおまけムービーです



【今日の野鳥】
オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キジバト、アオサギ、オオバン、ハイタカ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、アカゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、マヒワ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ 39種+コジュケイ

2020年1月4日土曜日

2020.01.04 土曜観察会

快晴 参加者4名
新年を迎えて初めての土曜観察会でした。快晴の空の下賀詞を交換してから観察コースを周りました。

霜柱を踏みながら歩いていると、谷津田の入り口でノスリが出迎えてくれました。
大池のカモは年末よりも増えていて9週類確認することができました。

この冬は暖冬なので、雪国の降雪も少ないようで渡りの小鳥たちも雪のない平野部まで来ていないようで、種類はいますが、個体数が少ないようです。
五斗蒔の谷津で久しぶりにマヒワの群れを見ることができました。雑木林の中でヒッ ヒッと声がしたので探してみるとルリビタキのメスがいました。
途中、ジョロウグモのメスを見つけました。生きているようで、真冬に見たのは始めてでした。
 ヤブツバキの葉の裏にウラギンシジミが隠れていました。毎年同じような場所で越冬してます。
ひだまりにタンポポの花が咲いていました。

毎週同じコースを回っていると季節の変化をはっきりと目にし感じることができるので土曜観察会はやめられません。

【観察した野鳥】
オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、ダイサギ、コサギ、オオバン、トビ、ハイタカ、ノスリ、コゲラ、アカゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、マヒワ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ 42種+コジュケイ