2016年12月31日土曜日

2016.12.31 土曜観察会

快晴 参加者2名
大晦日の土曜観察会になりました。日陰の水たまりには氷が張っていました。

冬になると筑波山からソウシチョウが下りてくるのですが、今年もやってきました。林の中を動いていて、声ばかりで姿は中々見れないのですが、ボケボケですけれど初めて写真が撮れました。
 ケヤキの幹にヨコヅナサシガメが集団で越冬していました。
 冬は霜柱で地中の縄文土器が地面に持ち上げられて目立ちます。今日は模様のある大きめの破片を拾うことができました。

【観察した野鳥】
オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ(アメリカコガモ 1)、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメホオジロ、カシラダカ、アオジ 36種+コジュケイ、ソウシチョウ 


2016年12月24日土曜日

2016.12.24 土曜観察会

快晴 参加者2名
北西の風が吹いて関東の冬らしく快晴でした。雑木林の広葉樹は完全に葉を落として明るく、見通しが良くなりました。池のカモは8種と固定されたようです。アメリカコガモは少なくとも2羽いるようです。
 枇杷の花が咲いていました。
【観察した野鳥】
オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、トビ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、マヒワ、ベニマシコ、シメ、カシラダカ、アオジ 38種+コジュケイ

2016年12月17日土曜日

2016.12.17 土曜観察会

晴れ 参加者14名
桜の堤にあがって休むアメリカコガモを参加者全員でじっくり見ることができました。遠いけれどヨシガモの姿もみることができて、華麗なナポレオンハット姿が堪能できました。高速道路に近い林で、アトリ。「アトリなのに3羽だけ?」との声がありましたが、もしかしたら見えないところにもっといたのかもしれません。

今朝は林の鳥たちの動きが少なく、混群にもあたりませんでした。陽射しを透かした翼がきれいなノスリが舞いあがったのを機に、台地の林へ。北風があたらないのか、ピンクのつぼみを二つつけたウグイスカグラの傍を通りました。アカゲラが歩く先々で観察できて、個体数が多い印象でした。

【観察した野鳥】
オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ(アメリカコガモ含む)、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、オオバン、トビ、オオタカ ノスリ カワセミ コゲラ アカゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、カワラヒワ、ウソ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ 44種
 

2016年12月10日土曜日

2016.12.10 土曜観察会

風が強かったのですが、天気は良かったですね。参加者5名。

 里山までの道では、ヒイラギ(柊)、ミツマタ(三椏・蕾)、ビワ(枇杷)、ヤブツバキ(藪椿)、サザンカ(山茶花)など、冬に咲く花たちが目立ちました。

 今日は、虫探し。ゴマダラチョウやアカボシゴマダラの越冬幼虫。アカボシゴマダラの越冬幼虫は、木の幹にもいたのですが、このまま越冬するのか、また見てみたいです。このほか、オオミドリシジミ(卵)。クロスジフユエダシャクの雌は、枯れ葉に紛れているそうなので、♂が盛んに舞っていて、枯れ葉にもぐったりしたところを探すのですが、今年も見つかりません。



By yamasanae

Saさんの写真を追加
左がアカボシゴマダラ、右がゴマダラチョウの越冬幼虫

見にくいのですが、幹で越冬するアカボシゴマダラの幼虫


【観察した鳥たち】 ハクチョウsp.(2頭飛んでいました)、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、バン、オオバン、クサシギ、トビ、チョウゲンボウ、モズ、カケス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、シメ、カシラダカ、アオジ 29種+ドバト

【観察したチョウ】ムラサキシジミ、オオミドリシジミ(卵)、キタテハ、ゴマダラチョウ(越冬幼虫)、アカボシゴマダラ(越冬幼虫)

2016年12月4日日曜日

2016.12.04 月例観察会「哺乳類」

12/4(日)晴れ 参加者10名ほど(集計中)

 今日の講師は、タヌキやアライグマを研究されてきて、特に長年タヌキに魅せられてタヌキクラブ代表を務めている佐伯緑さん。宍塚へは、特定外来生物であるアライグマの調査に見えたことがあるそうです。
 集合場所の駐車場で、タヌキ、アナグマ、アライグマ、イタチ、テンなどの毛皮を触ってみます。足や爪の様子も観察します。
 昼間の観察会で、実物を見ることは難しいのですが、足跡、食痕、糞、通り道などを見つけます。
 ふれあい農園付近で湿った土の上で猫や犬、タヌキの足跡を見つけます。クルミの木の周りでは、アカネズミがクルミの実をかじって穴を空けた実を探します。さすがに子どもたちは次々と見つけました。
 さらに、近くの草むらでは、ノウサギの糞も見つけました。


 小川沿いに大池の方に歩きながら、足跡を探します。
 田んぼ塾の田んぼに、点々と林の方に歩いて行ったタヌキの足跡が見つかりました。



 犬は、幅が広く、前足と後ろ足の跡が重なるそうですが、タヌキは少しずれるのだそうです。土が盛り上がっているのはモグラが通った後ですね。これも、哺乳類。残念ながら、イタチの足跡は見つかりませんでしたが、藪の上から道を横切って藪の下に降りていくタヌキ道を見たり、匂いを嗅いだり。
 最後は、一杯質問をしていました。はがきを書いてくれる子が何人もいて、五斗蒔が楽しみですね。

 結局、ネコの足跡、イヌの足跡、タヌキの足跡と通り道、アカネズミの食痕、カヤネズミの住んでいる葦原の様子、ノウサギの糞、モグラ通った跡を観察。このほか大池近くではノラネコに、家のそばではイヌにも出会いました。
By yamasanae
 

※アライグマについては、茨城県自然博物館研究報告第12号(2009年11月)「茨城県でのアライグマの生息動向と今後の管理課題について」山﨑晃司、佐伯緑、竹内正彦、及川ひろみ 参照
https://www.nat.museum.ibk.ed.jp/pdf/publications/2/5/kenkyu12_light.pdf

※第2次茨城県アライグマ防除実施計画
http://www.pref.ibaraki.jp/seikatsukankyo/kansei/chojyuhogo/documents/araiguma-boujo-20160418p5.pdf

2016年12月3日土曜日

2016.12.03 土曜観察会

快晴 参加者9名
小春日和の一日で歩いていると汗ばむほどでした。

落葉広葉樹の黄葉とスギ・ヒノキの緑の対称はとてもきれいです。林の中からオオタカやカケスの声が聞こえていました。


例年よりも落葉が遅いようです。バードウォッチングには葉がない方が嬉しいのですが、雑木林の黄葉は美しいので痛し痒しというところです。

池にアメリカコガモがいました。コガモがいるところでは、必ず探すようにしているのですが、なかなか出会えませんでした。宍塚大池では初記録だと思います。

コナラの幼木の枝にオオミドリシジミの卵がありました。よく見ると沢山みつかりました。
 【観察した野鳥】
オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キジバト、カワウ、トビ、オオタカ、ノスリ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、イカル、ホオジロ、カシラダカ、アオジ 34種+コジュケイ

2016年11月26日土曜日

2016.11.26 土曜観察会

快晴 参加者7名

二日前の雪が融けて観察路の一部はぬかるんだり、滑りやすくなっていたので注意しながら歩きました。

黄葉が進み落ち葉が落ちて雑木林の中は随分明るくなっていて、鳥が見やすくなってきました。雑木林には冬に出現するクロスジフユエダシャクが沢山飛び回っていました。

池のカモは数が随分増えていました。やはり、11月15日から狩猟期間が始まって乱場や猟場の湖沼から逃げてきたのでしょう。

タカの食痕がありました。オオタカがカモを食べたようです。腸の一部が落ちていました。

鳥の出がよく久しぶりに40種を超える鳥を観察できました。冬鳥が勢ぞろいすると観察種は多くなりそうで、楽しみです。

【観察した野鳥】
オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ミサゴ、トビ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、アカゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、クロジ 45種

2016年11月12日土曜日

2016.11.12 土曜観察会

晴れ 参加者1名

 里山を独り占め(決してボッチではありません)。この時期は、各地で行われる探鳥会などへの参加者が多くなってきますね。
 さて、鳥たちは、カケスのほか、シロハラなど大型ツグミ類も目立ちます。大池のカモも数が増えてきました。

 
 花は、セイタカアワダチソウが咲き残っていますが、サザンカ、シロダモなどが咲いていました。花ではないのですが、キクラゲも目立ちます。


 
 チョウたちは少なくなっていて、冬支度ですね。このところ観察しているアカボシゴマダラは、幹で越冬するようです。ヤマトシジミも寒そうです。キタテハやキタキチョウは成虫で越冬ですね。


 
 帰り道の鎌倉街道沿い、阿弥陀さまの竹やぶで、Kodaさんたちが、伐採した竹をチップにしていました。ご苦労様でした。
by yamasanae
 

【観察した鳥たち】 26種+(外来1種)
オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、ノスリ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、(コジュケイ)

【観察したチョウ】 7種
キタキチョウ、モンシロチョウ、ウラギンシジミ、ヤマトシジミ、キタテハ、アカボシゴマダラ(幼虫)、ゴマダラチョウ(幼虫)


2016年11月6日日曜日

2016.11.06 月例観察会「アリ」

いい天気。参加者たくさん(カウント中)

 今日のテーマは「アリ」。講師は、おなじみの筑波蟻類蜂類研究所の阿部浩さん。
 駐車場に集合して、早速、出発です。
 
 最初は、鎌倉街道沿いの三角広場で、クロナガアリの巣探しです。

 このアリは、この時期、穀物の種を巣穴に行列を作って運んでいます。行列を追って、巣穴を見つけることができるはずですが、これがなかなか見つかりません。それでも、先生が見つけておいてくれた巣穴のほかに、数か所見つけることができました。

 この後は、竹に穴をあけて巣を作っているアリを探します。まず、伐採されていた竹に穴があるかを探して、それを割って見つけます。
 
 これは、なんというアリだったっけ?すぐにわからなくなってしまいます。それでもいくつかは覚えました。


 ウメマツオオアリ。竹にいると、松竹梅ですね。


 これは、ムネボソアリ。いわれてみると、スマートな気がします。

 竹の中から一緒に出てきたアリよりやや小さい、数ミリの虫は、ウンカの仲間で、クロモンヒラアシウンカ(or ゴマフウンカ)のようです。

 アリと共生する虫はいろいろいるようで、アリヅカコオロギ、アリヅカウンカなどなど。このクロモンヒラアシウンカはその仲間とはされていないようですが、なぜ、竹の中で一緒にいたのでしょうね。
 
  最後に、阿部さんそして助手を務めてくれた皆さん、事前に草刈りなどを行ってくれたさわやか隊の皆さん、ありがとうございました。
By yamasanae

【記録できたアリたち】 
 クロナガアリ、アメイロアリ、シワアリの類、トビイロケアリ、ミカドオオアリ、ウメマツオオアリ、シリアゲアリの類
※ことしも、聞いているそばからわからなくなってしまいましたが、何種か写真が撮れただけでも進歩でしょうか?
 
 




2016年11月5日土曜日

2016.11.05 土曜観察会

曇りのち晴れ 参加者5名

 小雨もちらつき心配しましたが、後半は晴れてくれました。今日は、近くの親子連れも一緒です。
 里山につくまでにも、色々観察。エノキには、アカボシゴマダラの幼虫だけでなく、ゴマダラチョウの幼虫もいました。背中の突起が3か所でお尻の突起が開いているのが特徴です。

ユズには、クロアゲハの終齢幼虫。蛹になって冬を越すことになります。

 鳥たちは、アカハラなどの大型ツグミ類が見られるようになりました。大池のカモたちもほぼオールスターです。

 青空に、オオタカも飛んでくれて、今日も時間オーバー気味です。

By yamasanae

 

【観察した鳥たち】38種+(外来種2種)
オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、オオバン、トビ、オオタカ、コゲラ、アカゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、(コジュケイ、ドバト)
 
 

2016年10月29日土曜日

2016.10.29 土曜観察会

晴れ、参加者5名

冬鳥がだいぶ増えてきました。ふれあい農園では、ジョウビタキやエゾビタキがお出迎え。大池でも、カモたちの増えています。

  

 虫たちも秋らしくなってきました。エノキにはアカボシゴマダラの幼虫ですが、冬越しタイプになっています。ナツアカネも真っ赤です。ジョロウグモも、木肌で卵のうを守っていました。


 By yamasanae


 
【観察した鳥たち】 26種+(外来種1種)
ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、オオバン、オオタカ、カワセミ、アカゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、ムクドリ、ジョウビタキ、エゾビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、(コジュケイ)