2022年5月28日土曜日

2022.05.28 土曜観察会

晴れ 参加者6名


いろいろな生き物を観察しながら雑木林をめぐりました。

いなり谷津湿地は、22日の日曜日に会のスタッフやキャンエコの若者が柳やガマ、外来種のキショウブなどを除去作業をしたということで、随分綺麗になっていました。


キャンエコの若者がわくわくの森にお休み処の看板を立ててくれました。明るい森に伐採した木で作ったベンチとテーブルがあるので、散歩しているひとが休んでいるようです。


会の果樹園では黒くなった桑の実を、途中で道端のモミジイチゴを味わいました。


ウラゴマダラシジミ


ショウジョウトンボ


ヌマガエルの幼生

 【観察したチョウ】コチャバネセセリ、ジャコウアゲハ、アゲハ、キアゲハ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、キタキチョウ、モンキチョウ、ウラギンシジミ、ルリシジミ、ヤマトシジミ、ウラゴマダラシジミ、アカシジミ、ウラナミアカシジミ、テングチョウ、キタテハ、ルリタテハ、メスグロヒョウモン、コミスジ、イチモンジチョウ、アサマイチモンジ、ヒメウラナミジャノメ、コジャノメ、サトキマダラヒカゲ

 【観察した野鳥】カルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、ホトトギス、ハシボソガラス、ハブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ 20種+コジュケイ


2022年5月21日土曜日

2022.05.21 土曜観察会

くもり 参加者8名


第三週の土曜日は日本野鳥の会茨城県との合同探鳥会を兼ねての観察会でした。

冬の間ヨコヅナサシガメの幼虫が集団で越冬していたエノキに立派な成虫がいて、ダンゴムシの体液を吸っていました。

小学2年生の男の子が初参加してくれました。図鑑でしっかり勉強してきたので、何を見ても興味津々で、スタッフは質問攻めにあいました。

初めてフィールドにでて、知識だけでなく本物に触れることの大切さを知ってくれると嬉しいと思いました

途中雨が降りましたが雑木林の中を通っている間に止んだので、あまり濡れずに済みました。

探鳥会ですが、緑が濃くなって葉が茂っているので、なかなか鳥を見ることができませんが、それでも28種と外来種2種の合計30種を確認しました。


アジアイトトンボのメス


マドガ

 【観察した野鳥】キジ、カルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、サシバ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ 28種+コジュケイ、ガビチョウ

2022年5月14日土曜日

2022.05.14 土曜観察会

 雨 参加者1名


夜明け前から雨が降っていたので、参加者は居ないだろうと思いましたが、雨の宍塚里山の 景色はとても良いので長靴を履いてでかけまし た。

若葉が雨にしっとりと濡れて、静かな谷津 の道を上り、大池の堤防から、イナリ谷津湿地 までで帰ってきました。


田んぼの学校の水田の畦にカルガモが佇んで いました。池には渡りの途中のカモが数羽休んでいて、帰りには居なくなっていました。

去年はアメリカザリガニに食べられてしまったヒ シが池の水面を覆い始めていました。堤防から 見える竹林が赤くなっていて「竹の紅葉」と呼 ぶようです。


道にはこの春に生まれた小さなア カガエルが沢山飛び跳ねていました。

【観察した野鳥】 キジ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、 カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオタカ、 コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、 ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、スズメ、セグロセキレイ、カ ワラヒワ、ホオジロ 23種+コジュケイ

2022年5月7日土曜日

夜の観察会「カエル」2022.5.7

講師:北方生物研究所 植田健二さん

参加者:子ども17名 大人26名


里山に着くとすっかり日は落ちて真っ暗闇になりました。カエルたちの大合唱が夜空に響き渡り幻想的な世界です。

約40分間、カエルの鳴き声を頼りに水路や休耕田の生き物探しとなりました。

泥の入った網から「いたいた、オタマジャクシだ!」「つかまえた!何ガエルだろう?」子どもたちは、生き物探しに一生懸命です。

鳴き声はするもののカエルの姿を見つけるのはとても大変です。

40分後、さて、どんな生き物がいたのかな、それぞれの容器を紹介です。

顔に黒い線のあるアマガエル、黒い線が無く緑一色はシュレーゲルアオガエル、足の吸盤も特徴的、その違いを確認しました。

アマガエルの雄雌の区別は?顎の下が黒ずんでいるのが雄、年齢の判別は?足の指の年輪から7~8歳が平均的、色々な質問に答えてくれました。

またこぶし大の白い泡の塊、表面に黄色い卵が筋状についている。これはシュレーゲルアオガエルの卵塊で田んぼの畔に産み落とされたもの。

オタマジャクシの観察では、頭に比べ尾が長い、幼生の脚の前に斑点がある、尾に縞模様など種によっての違いがある。


最後は先生が水路で見つけた50㎝程の細いヒバカリにみんなして驚きました。

生まれた時は鉛筆大なのでこれでも大人です。

子ども達は恐る恐る触る体験をしました。

手から腕に這わせたり、素手で触ったりして感触を楽しみました。感想は「とてもサラサラしてる!」とのことです。

本物をじっくり観察できる貴重な機会でした。


次は大池に向かって小川沿いの山道を歩きました。

夜の大池は静まり返っています。

耳を澄ませると「ゴロスケ、ホーホー」林の木の上の方から掛け合って鳴いているのはフクロウです。

昨年の観察会は「ブオーン、ブオーン」ウシガエルの大合唱でしたが今年は何故か泣き声も姿も全くありません。



暗闇という特殊な環境の中で見たカエルやヘビは子どもたちにとって忘れることができない貴重な体験として生き物への興味関心が高められることでしょう。

夜遅くまでご指導頂き、本当にありがとうございました。


(文・写真:Tanoue)


2022.05.07 土曜観察会

 参加者 7名 

 朝は雨、歩き出すころには、晴れ間ものぞきましたが、途中で小雨も、なんとか、最後まで持ってくれました。

 埼玉からのお客さんも一緒に回りましたが、運よく、サシバのペアが姿を見せてくれました。換羽で、羽が抜けているのが♀、ややスマートなのが♂です。


  

 水槽では、ショウジョウトンボが羽化をしていました。大池では、ヒシが目立ってきて、オオイトトンボも飛んでいました。

 大池のカモは、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモが数羽づつ残っているだけでした。林の中では、キビタキのきれいな鳴き声が聞こえました。

 ヤマツツジには、カラスアゲハが来ていました(写真は、5/4の会の森で)。キツネアザミも目立ちました。
  

 このほか、若葉の季節なので、色々な蛾の幼虫なども見つかりました。


【野鳥】オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、サシバ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ツバメ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、キビタキ、スズメ 18種+コジュケイ、ガビチョウ(特定外来生物)
【チョウ】コチャバネセセリ、ジャコウアゲハ、ナミアゲハ、カラスアゲハ、アオスジアゲハ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ツマグロヒョウモン、キタテハ、アカボシゴマダラ(春型、特定外来生物)、ヒメウラナミジャノメ、コジャノメ 12種
【トンボ】ホソミオツネントンボ、オオイトトンボ、ショウジョウトンボ、シオカラトンボ、シオヤトンボ 5種