2023年1月28日土曜日

2023.01.28 土曜観察会

 晴れ 参加者6名


集合場所の駐車場のヌルデの木に、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ヒヨドリ、ホオジロ、カシラダカ、メジロなど沢山の鳥が入れ替わりで実を食べに来ていました。


大池は珍しく一部分を除いて結氷していて、カモはわずかな開水面に集まっていました。

カモの種類は変わらないのですが、種あたりの数が変わってきていて、マガモは減り、コガモが増えてきたようです。


ビンズイを初確認しました。


駐車場のアパートの裏でカヤネズミの巣を見つけました。


昨夏が高温だったためか杉の雄花が沢山ついていて、花粉が大量に飛びそうです。


かっちゃんの森の隣で突然太陽光発電施設の工事が始まってしまいました。雑木林が全て切り倒されてしまいました。大気中の二酸化炭素を吸収して育った木を切り倒して、産業廃棄物として廃棄して、二酸化炭素削減のための太陽光発電施設になるというのはなにか変です!

【観察した野鳥】
オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、トモエガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、ダイサギ、オオバン、ノスリ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、セグロセキレイ、ビンズイ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ 37種+ドバト

2023年1月21日土曜日

2023.01.21 土曜観察会

快晴 参加者14名

第3週土曜日は日本野鳥の会茨城県との合同探鳥会で、多くの方が参加者してくれました。

快晴で風もなく穏やかな天気で快適でしたが、例年になく鳥の姿は少なく探すのが大変でした。

池のカモ類は、変動していて今日は先週に比べ少なくなっていました。

先週まで10羽ほどいたトモエガモが1羽に減ってしまいました。

猛禽類はノスリだけでした。


新型コロナ感染症対策で探鳥会では、共有を避けるために望遠鏡を使わないようになっています。

そのため遠くで識別が難しいときには、望遠レンズの付いたカメラで撮影して、その画像を拡大表示して確認することが多くなってきました。

最近のデジタルカメラの性能が良くなってきたので、可能になった方法です。


【観察した野鳥】
オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、トモエガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、オオバン、ノスリ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ・セグロセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、ホオジロ、アオジ 36種+コジュケイ、ドバト

2023年1月15日日曜日

2023.1.15「冬の野鳥」月例観察会

2023年1月15日(曇) 月例観察会「冬の野鳥」 参加者:子ども20名、大人23名。     

講師:日本野鳥の会茨城県 内田初江さん

新年を迎えて初めての観察会、厚い雲が立ち込め今にも雨が降りそうな空、寒さも一段と厳しい朝です。

そのような中、野鳥好きな元気な子どもたちが沢山集まりました。

今日の講師は日本野鳥の会で長く観察活動を続けておられる内田初江先生です。

講師紹介の後、双眼鏡の使い方、特にレンズの焦点の合わせ方についてご指導があり、双眼鏡は落とさないよう紐を首にかける、民家の方向を見ない、直接太陽を覗かないの3点、注意がありました。会がカシノナガキクイムシの伐採で見つけたキツツキの巣穴を紹介、すごくきれいな円形の入り口、手を差し入れると横から下に向かう巣穴、とても精巧に作られたキツツキの家を触って小さな野鳥の大きな力に驚いてしまいました。


今日の観察の順路はまずはハス田、次は里山に向かって「ロクベイザカ」を登り、「勢至久保」谷津沿いに大池に向かいました。

ハス田は採取作業の機械の音でお馴染みのサギやシギは逃げた様子、それでも遠方の民家の庭木にいるモズを見つけました。

ハス田は早く切り上げ坂道へ移動すると葉をすっかり落とした広葉樹林は小鳥たちの楽園です。


「コナラの山道」に差し掛かった頃、先生から「耳を澄ませて聞いてみよう!」と促され、会話をやめると本当に色々な鳥の鳴き声が聞こえるのです。

雑木林をあちこち移動する野鳥にも注意が向き、双眼鏡で確認する事ができました。

モズ、ジョウビタキ、アオジ、メジロ、コゲラ、春前のウグイスの「ジャッジャッ」という鳴き声は笹鳴きという。

青い羽根が特徴のカケスの鳴き声「ジェイジェイ」も良く聞こえました。早速、「カケスは口の中にどんぐりを入れて運ぶよ。」と、子どもが教えてくれます。

里山に上がり開けた畑の藪ではシメ、続いて「勢至久保」谷津添いの山道に入るとタカが食べたキジバトの食痕、胸の柔らかい白い羽根や大きな黒い羽が散らばっています。

大池が見える所まで進むと、今度は黒い羽根の食痕、池のオオバンのようでやはりタカの仕業です。

大池沿いの広い空間のある雑木林でヒヨドリ、コゲラ、シジュウカラ、ヤマガラ等、カラが付く鳥の集団が飛び交っていました。


いよいよ大池です。

池に着くなり勇ましいオオタカの狩りの一瞬に出くわしました。水鳥たちが一斉に羽ばたき白い水しぶきがザァーッと上がりました。

その後、オオタカは狩りを諦めた様子で静かになった湖面を悠々と過ごす水鳥たち、その種類や動きを詳しく観察しました。

緑の頭のマガモは最も個体数が多い、黒い体のオオバン、尾っぽがピンと伸びたオナガガモ、目の部分が緑のコガモ、仲間と湖面をぐるぐる回ってプランクトンをすくいとるハシビロガモ、頭が茶色で胸が黒いホシハジロ、おでこが黄色のヒドリガモ等、個性豊かな水鳥の特徴をじっくり観察しました。

大池のカモたちはシベリアからの渡り鳥でこの池で冬を越し、春はまたシベリアに戻り子育てをします。

冬の間この池は渡り鳥たちのゆりかごです。

今年の渡り鳥の特徴は中国大陸で越冬するトモエガモが日本の各地に沢山移動しており、この池でも10羽程が過ごしているとの事です。



最後は谷津田のヨシの草地でホオジロ、アオジ、ヤマガラ、トビ、ハシブトガラスも観察しました。


今日は里山の雑木林、池、草地、谷津田など見て回り、多様な環境を利用して過ごす冬の鳥の多さに驚き、野鳥たちがのびのびと過ごすこの里山は野鳥たちの貴重な棲みかであることに気付かされました。

野鳥大好きな子どもは野鳥の顔や体の特徴、雄、雌の違い等、教え合って楽しそうな姿に元気をもらいました。

また、内田先生の豊富な知識に導かれとても楽しい観察会となりました。

寒い中、沢山の観察用具や資料をご準備頂き野鳥の観察の楽しみ方をご指導頂き、本当にありがとうございました。

文:Tanoue、写真:Nishikawa


2023年1月14日土曜日

2023.01.14 土曜観察会

 曇り 参加者1名

 朝から雨模様だったのですが、なんとか1周するまでもってくれました。白梅は、3分咲きくらいになってきました。


 大池のトモエガモは、池の奥ではなく、比較的に近くだったのですが、2羽しか見つかりません。全体に少な目でした。


 栗崎の台までいくと、いつものところにシメやツグミ、アカハラも数羽見かけました。アオジも近くに出てくれました。

  

 台から降りて、鎌倉街道に出るあたりで、久しぶりのイカルに出会いました。10羽ほどの群れでしたが、すぐに飛ばれました。その後、2回ほど頭上を飛んでくれました。

  

 先週見つけた静止越冬中のルリタテハは、まだ居ましたが、微妙に向きがちがっていました。

By yamasanae


【野鳥】ヒドリガモ、マガモ、トモエガモ、コガモ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、オオバン、タシギ、コゲラ、モズ、カケス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、カワラヒワ、シメ、イカル、ホオジロ、カシラダカ、アオジ 34種+コジュケイ


2023年1月7日土曜日

2023.01.07 土曜観察会

 曇りのち晴れ 参加者5名

 新年最初の土曜観察会。朝は寒かったのですが、帰りにはすっかり晴れて暑い位でした。

 大池では、相変わらずトモエガモが入っています。あまり目立たなかったのですが、仔細にみると、キンクロハジロなどもまじっていました。


 小鳥は少な目でしたが、クヌギに巻き付いていたツルマサキからメジロが飛び出してきて、吃驚。最後に、シジュウカラやコゲラなどの混群にも会いました。

  

 チョウたちは、エノキの下の落ち葉で、ゴマダラチョウの幼虫、クヌギの木で、静止越冬中なのか全く動かないルリタテハなどに出会いました。どちらも、ちょっと見ただけでは分かりませんね。


By yamasanae


【野鳥】オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、トモエガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、コゲラ、チョウゲンボウ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ 38種(きたきつねさんのメモから)

【昆虫】ゴマダラチョウ・幼虫、ルリタタハ、ヨコヅナサシガメ

【植物】ツルマサキ・実