2021年12月25日土曜日

2021.12.25 土曜観察会

 晴れ 参加者9名


朝まで降っていた雨があがり、宍塚の里山は静かに冬の気配を深めていました。

雑木林のコナラ、クヌギなど多くの木が葉を落とし、林の奥まで見通せるようになっていました。


大池のカモは、数を増やしていました。マガモ、ヨシガモ、コガモなど8種類のカモが見られました。先日までいたカンムリカイツブリは姿を消してしまいました。

林の中では鳥たちの動きが活発で、シジュウカラとメジロ、カシラダカの群れが動き回っていました。

今年は北の山で雪が降るのが遅いので、カケスやツグミなどがなかなか平地に降りてこないようです。

雪が振り始めたので、久しぶりにカケスの声を聞くことができました。


コゲラが近くまできて姿を見せてくれました。頭に赤い羽根が見えているのでオスのようです。

【観察した野鳥】オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、アオサギ、オオバン、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、カシラダカ、アオジ 30種+コジュケイ

2021年12月18日土曜日

2021.12.18 土曜観察会

 快晴 参加者12人


第三週は日本野鳥の会茨城県との合同探鳥会を兼ねての土曜観察会でした。

池のカモは前回の倍くらいに増えていました。中にオナガガモが数羽きていました。カンムリカイツブリは残念なことにいなくなってしまいました。

木々の葉が大部分落ちて見通しが良くなってきて、鳥が見やすいなってきました。それなのに全体に鳥が少ない状態が続いています。

特にカケスは毎年11月から見られるのですが、ドングリが豊作のようで筑波山から下りてきていないようです。

山に雪が降り始めたのでツグミ類もこれからやってきてくれることでしょう。


会の果樹園の梅の木の枝にコバネイナゴが刺さっていました。モズの早贄です。


会の集合場所の駐車場近くの蓮田にダイサギとコサギがいました。よく見ると、中にチュウサギが混じっていました。

チュウサギは南に渡っていないはずですが、渡り遅れなのか越冬するかもしれません。

【観察した野鳥】オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、オオバン、タカsp、トビ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ 33種


2021年12月11日土曜日

2021.12.11 土曜観察会

 晴れ 参加者8名

今日の大池です。水鳥の数が随分増えました。カモだけで7種類見つけました。珍客のカンムリカイツブリはずっと居着いてくれるでしょうか?


紅葉も終盤を迎えました。少しずつ枝の向こうが見通せるようになってきました。
こうなると猛禽類を期待したくなります。
下の写真は左がオオタカ幼鳥(yamasanaeさん撮影)、右がハイタカです。観察会で時々オオタカとハイタカの違いを聞かれますが、一言で説明するのはとても困難です。
ハイタカは非常に面白い習性を持っています。私の心を鷲づかみにするくらいに。いつか機会があればお話したいと思います。




この時期注目してほしい場所があります。それは駐車場奥のヤブです。ヌルデの実を狙って様々な鳥たちがやって来ます。ジョウビタキ、ツグミ、アカハラ、シメ、メジロなど。鳥同士の争い事も頻発します。出発前にここで10種類の野鳥を記録しました。


       

 


朝夕の冷え込みが厳しくなって、昆虫の姿がめっきり減ってしまいました。でも、探し方を覚えると案外見つかるものです。陽当たりの良い電柱や南向きのブロック塀の下にはナナホシテントウやナミテントウがいます。ツバキやシラカシなど常緑樹の葉の裏側にはウラギンシジミがとまっています。スイカズラの葉に隠れていたのはイチモンジチョウの幼虫です。冬を越す準備ですね。

 

 

 

ゼフィルスの森では、足元に一輪タチツボスミレが咲いていました。
花はあまり期待していなかったので、プレゼントを貰ったような気分になりました。


今日は風もなく、日差しもたっぷりで観察日和でした。
間もなく、冬の枯れ枝を彩る赤い鳥・黄色い鳥がやって来ることでしょう。
ひだまりでお弁当を食べながら小鳥の声が聞けたら幸せですね。
byはいたか

【野鳥】

オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、コサギ、オオバン、ハイタカ、オオタカ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、アカハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、クロジ 39種+コジュケイ、ガビチョウ


【チョウ目】

クロスジフユエダシャク、キタキチョウ、ムラサキシジミ、ウラギンシジミ、キタテハ、イチモンジチョウ(幼虫)


【蜻蛉目】

アキアカネ、オオアオイトトンボ


【甲虫目】

ナナホシテントウ、ナミテントウ


【その他】

クビキリギス、ツチイナゴ(早贄)、コバネイナゴ、オンブバッタ、ヨコヅナサシガメ(幼虫)、オオハナアブ


【植物】

タチツボスミレ(花)




2021年12月4日土曜日

2021.12.4 土曜観察会

 快晴 参加者5名


里山の木々も黄葉が進み、枯れ葉がどんどん落ち始めてきていました。それでも例年よりもずいぶん遅い落葉です。

霜が何度も下りたので、アキアカネやモンシロチョウはもう見られなくなっていましたた。それでもコバネイナゴやヤマトシジミなどは陽だまりで動き回っていました。

大池のカモはマガモ、オカヨシガモなど8種類いました。前の週に入ったカンムリカイツブリはまだ残っていて定着するかも知れません。


明るい林床に冬の蛾のクロスジフユエダシャクの雄が雌を探して飛び回っていました。毎年、飛べない雌を探すのですが、全く見つけることができません。


ツルウメモドキの赤い実が青空に映えてキレイでした。


枯れたアシの中にホオジロがいました。動かないとなかなか見つかりません。


枯れたクズの中にカシラダカの群れがい隠れていました。カシラダカは絶滅危惧種になっていますが、宍塚では毎年群れがやってきます。

【観察した野鳥】

オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、オオバン、ノスリ、カワセミ、コゲラ、(アカガゲラ)、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ 36種