2019年3月10日日曜日

2019.03.09 土曜観察会

晴れ 参加者12名







一雨ごとに緑が濃くなっていきます。季節が早足で駆け抜けて行くようです。

梅の花がとても良い香りを放っています。タネツケバナ、ナズナ、オランダミミナグサ、コハコベなどの花が咲いています。この時期楽しみにしているのがニワトコの花。カリフラワーみたいなつぼみが少しずつ膨らんできました。スミレの仲間は開花が少し遅れているようです。アオイスミレがやっと咲き出しました。

   

アオイスミレ (Ymasanaeさん撮影)

日当たりの良い場所では、チョウの姿も増えてきました。成虫で越冬したキタテハが活発に動き出しています。アカタテハも木の幹に止まっていました。途中でチョウが沢山見られる場所を見つけました。つるぐみ農園の畑の一部がオオイヌノフグリやホトケノザのじゅうたんになっています。ここで静かに待っているとチョウが次々と訪れて来ます。農作業の邪魔にならないように観察してみてください。




上:キタテハ、下:アカタテハ (Ymasanaeさん撮影)

耳を澄ますとウグイスの「ホーホケキョ」が聞こえるようになりました。ハイタカがアクロバティックな曲芸飛行を見せてくれました。渡りの気分が高まっているのでしょうか。もうすぐハイタカと入れ替わるようにしてサシバがやって来ます。

ハイタカ(Yamasanaeさん撮影)

ニホンアカガエルの卵塊が増えてきました。今年はこれまであまり産んでいなかった場所でも卵塊が見られるようになりました。カエルの数が増えてくれるとうれしいですね。ニホンカナヘビも一匹顔を出しました。


花粉症のナチュラリストの皆さんにとってはつらい時期が来ましたね。私も十数年前にスギ・ヒノキ・セイタカアワダチソウ・ブタクサのアレルギーと診断されて薬を使っていました。いましたと過去形で書いたのは、今では花粉症をすっかり克服しているからです。どうやって克服したかは秘密。観察会でこっそり教えます。
by はいたか

【野鳥】オカヨシガモ、マガモ、ハシビロガモ、コガモ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、オオバン、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、ホオジロ、アオジ 27種+大型ツグミ類sp. 

【昆虫】キタテハ、アカタテハ、アカボシゴマダラ(幼虫)、オオミドリシジミ(卵)、ナナホシテントウ、コガタルリハムシ、クロヤマアリ

【爬虫類・両生類】ニホンアカガエル(卵)、ニホンカナヘビ

【植物】ウメ、アオイスミレ、タネツケバナ、ホトケノザ、ナズナ、オオイヌノフグリ、オランダミミナグサ、コハコベ、ヒメオドリコソウ、ノボロギク、フキ、カントウタンポポ


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