2018年9月9日日曜日

2018.09.09 月例観察会「昆虫」

講師:今野浩太郎さん(農業・食品産業技術総合研究機構)
参加者:大人38名 子ども29名 計67名

 陽ざしが暑い中スタート。
  

 子ども連れの列は長く延びてしまいますが、里山までの途中のエノキとクワの葉で、アカボシゴマダラの幼虫とアオマツムシを見つけて、皆がのぞき込みます。どちらも、逃げないのでじっくり皆で見ることができました。
 次は、民家のユズの木の葉で、ナガサキアゲハの幼虫を見つけました。鳥の糞に擬態しているなどの説明を受けますが、暑い。早く里山の中へ入りたいものです。
 
 やっと里山に着き、捕虫網や虫かごがない人は、会から借りて、さあ、虫取りです。
 親子で見つけますが、最初は、親がホラなどどやっていますが、そのうちに、子どもたちの勢いがまさるようになりますね。
 捕まえやすいオンブバッタ、だんだん慣れてくると、コバネイナゴ。シオカラトンボやオオカマキリなども捕まえてきます。みんな一緒に虫かご入れると、事件発生。オオカマキリにバッタが捕食されてしまいました。

 クワの木のところで、先生が研究している課題を教えてくれました。クワの葉は葉脈からムシをよける液を出すそうですが、カイコは平気なそうです。カイコの野生種であるクワコを持ってきて見せてくれました。ちょうど、ヒトリガの仲間の幼虫が葉を食べていましたが、これは、葉脈をさけて、葉の標本のように葉の肉の部分だけをうまく食べていました。そのほか、ハムシの仲間では、葉脈の根元で葉脈を切って、その部分だけを食べるものいるようです。植物と昆虫はいろいろ智恵をしぼっているのですね。
 大池の堤防まで行って解散ですが、ムシの血をみせてくれました。赤くありません。酸素を運ぶヘモグロビンが含まれていないのだそうです。スズメガの幼虫の尻尾をチョキンとしたのは、痛そうでした。

 子どもたちは、いろいろなものを見つけてきます。アシについていた不明な卵。ササついて白いものは、カイガラムシの仲間(後で調べると、タケフクロカイガラムシだったようです。)。ヌマガエルは中部以西のものが関東以北へ侵入してきた国内由来の外来種でした。
   
By Yamasanae



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