2017年9月9日土曜日

2017.09.09 夜の観察会

 夜の観察会の講師は、中原直子さん(日本直翅類学会員)。
 参加者はなんと50名以上。9月に再度アナウンスした効果のようです。

 この人数では、細かい説明はできません。みんなで、暗い野原で、虫捕り。ショウリョウバッタ、オンブバッタ、コバネイナゴ、クビキリギス、エンマコオロギ、ツユムシの仲間などなど。夢中でした。オオカマキリなども人気でしたね。

 子どもたちから、捕まえたバッタを自慢してもらい、捕まえた虫たちを逃がしてから、小川沿いを歩きます。大池を越えて、三角広場にまで。暗い道を歩くのも探検です。途中でも色々。
シロヒトリ
アオマツムシが脱皮していました
15㎜程あるヨコヅナツチカメムシ
ササキリ
笹の葉の上で眠っていたツマグロヒョウモン
 三角広場で、耳を澄ますと、ルルルルル・・・というカンタンの鳴き声。講師の中原さんは、7種の鳴き声を聞き分けていましたが、エンマコオロギなど数種が精一杯でした。

  このカンタンは夢ではなかったですね。楽しい時間をありがとうございました。
By yamasanae


9/13 講師の中原直子さんから、当日観察した生き物のリストが送付されてきました。

※S=鳴き声、A=目視成虫、N=目視幼虫、Y=目視若
●集合場所〜宍塚入り口
バッタ目アオマツムシ(S)、エンマコオロギ(S・A)、オカメコオロギ類(A)、ミツカドコオロギ(S)

●草むら
バッタ目:エンマコオロギ(S・N・A)、オカメコオロギ類(ハラオカメとモリオカメ?)(S・A)、クマスズムシ(A)、スズムシ(S)、カンタン(S・A)、カネタタキ(A)、ヤブキリ(A)、ハヤシノウマオイ(S・A)、クサキリ(A)、クビキリギス(N)、コバネイナゴ(A)、ショウリョウバッタ(A)、ショウリョウバッタモドキ(A)
カマキリ目:チョウセンカマキリ(A)、コカマキリ(A)
ゴキブリ目:モリチャバネゴキブリ(N)、ヤマトゴキブリ(N)
カメムシ目:ヨコヅナサシガメ(N)、ナガカメムシの仲間(A)、アオバハゴロモ(A)
コウチュウ目:セアカゴミムシ(A)、サビキコリ(A)、ハイイロゲンゴロウ(A)、マメハンミョウ(A)
その他節足動物:アメリカザリガニ(Y・A)
両生類:ツチガエル(Y)

●草むら〜大池
バッタ目:マダラカマドウマ(A)、エンマコオロギ(S・A)、オカメコオロギ類(S・A)、ミツカドコオロギ(S)、スズムシ(S)、カンタン(S)、アオマツムシ(S・A)、セスジツユムシ(S)、ハヤシノウマオイ(S)、クサキリ(S)、ツチイナゴ(N)、コバネイナゴ(A)
ゴキブリ目:モリチャバネゴキブリ(N)、ヤマトゴキブリ(N)
カメムシ目:ヨコヅナツチカメムシ(A)
コウチュウ目:オオオナガコメツキ(A)、センチコガネ(A)
チョウ目:キチョウ(A)
その他節足動物:オオゲジ
両生類:ニホンアカガエル(A)
爬虫類:ヒバカリ

●T字路クズ草原
バッタ目:エンマコオロギ(S・A)、オカメコオロギ類(S・A)、ミツカドコオロギ(S)、スズムシ(S)、カンタン(S)、アオマツムシ(S)、セスジツユムシ(S・A)、ハヤシノウマオイ(S・A)、カヤキリ(A)
チョウ目:ツマグロヒョウモン(A)
カメムシ目:シロヘリカメムシ(A)
 
 

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