2022年11月12日土曜日

2022.11.12 土曜観察会

晴れ 参加者5名(里山体験プログラムのIさん含め)

 いい天気でした。大池のカモたちもだいぶ増えていますが、来たばかりのマガモはまだ落ち着かない様子でした。その中に、エクリプスの姿が多く見られたのですが、エクリプスの本来の意味は、日食、月食の「食」を意味して、姿を消すだったとは、初めて知りました。確かに、カモ類の♂は、目立たないように、夏頃には♀と似た姿となり、冬に向けて鮮やかな羽衣となるのですが、衣替えとの説明も納得です。


 鳥たちは、いつものシメの木に、シメも見ることができました。混群も飛び回って、もうすぐ、冬ですね。


 さて、初めて見かけたのは、柑橘類の大害虫、イセリヤカイガラムシ。天敵のベダリアテントウの導入で、激減し、ほとんど姿をみることがなくなっているようです。ミツマタの枝についていました。


 この夏に、梅の木で、大発生していたアカホシテントウ。これも、タマカタカイガラムシの天敵になるのですが、まだ、成虫を見ることができました。(写真は、Sさん)


 このほか、カラスウリの実、イイギリの実などが目につきました。

  

 途中、ゴマダラチョウやアカボシゴマダラの幼虫を探したり、クワコの繭を観察したり、オニグルミでトサカフサメイガの幼虫を見たりで、今日も、やや時間オーバー。
yamasanae



【野鳥】オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、クサシギ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、スズメ、セグロセキレイ、シメ、ホオジロ 22種+コジュケイ
【植物】トウネズミモチ・実、アカネ・実、イボタノキ・実、カラスウリ・実、イイギリ・実、キチジョウソウ
【チョウ目】チャバネセセリ、モンシロチョウ、キタキチョウ、モンキチョウ、ウラギンシジミ、ヤマトシジミ、キタテハ、ツマグロヒョウモン、ゴマダラチョウ・幼虫、アカボシゴマダラ・幼虫(特定外来生物)、トサカフサメイガ・幼虫、クワコ・繭
   
(アカボシゴマダラ、ゴマダラチョウの幼虫の写真はSさん)
【その他昆虫】ヨコヅナサシガメ・幼虫、アカホシテントウ、タマカタカイガラムシ、イセリヤカイガラムシ、ナツアカネ、アキアカネ、アオマツムシ、コバネイナゴ
【クモ】ジョロウグモ、シロカネイソウロウグモ、マミジロハエトリ♀


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