2024年12月28日土曜日

2024.12.28 土曜観察会

晴れ 参加者 6名

 2024年最後の土曜観察会の目玉は、久しぶりのイカル(写真は参考程度)。嘴の黄色が目立ちます。数羽の群れだったのですが、すぐに飛ばれてしまい、その後は会えませんでした。

 大池のカモたちも、7種、350羽ほど入ってきていて、昨年の今頃は、マガモとハシビロガモが数十羽だけだったので、ほっとします。このほか、キセキレイ、シメなども確認。

  

 虫たちは、カマキリ類の卵鞘が目立つなど、卵だったり、蛹だったり、成虫でじっとしていたり、それぞれの冬越しをしています。アカメガシワでは、柑橘類の害虫であるイセリアカイガラムシの幼虫がたくさんついていました。

 

 植物の実は、色々。今日は、ジャノヒゲの青い実、シロミノマンリョウが目につきました。

  

 帰り道の蓮田では、タカブシギも姿を見せてくれました。

   

記録

【野鳥:きたきつねさん】オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ダイサギ、オオバン、タゲリ、タシギ、タカブシギ、カワセミ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、イカル、ホオジロ、カシラダカ、アオジ 35種+コジュケイ

【チョウ目】ナミアゲハ・蛹、アカボシゴマダラ・幼虫、ウスタビガ・繭、クワコ・繭、【カマキリ目】ハラビロカマキリ・卵鞘、オオカマキリ・卵鞘、チョウセンカマキリ・卵鞘、【カメムシ目】ツヤアオカメムシ(トイレで越冬中)、ヨコヅナサシガメ・幼虫、イセリアカイガラムシ・幼虫(アカメガシワの枝)、【その他】モズの早贄(コバネイナゴ、ミミズ)
※イセリアカイガラムシは、柑橘類の農業害虫として有名だが、多食性で多くの樹木でみられる。天敵であるペダリアテントウの導入で、農業被害は少なくなっている。

【植物】葉の確認(センリョウ)、実(シロミノマンリョウ、カラタチバナ、シロミタチバナ、ジャノヒゲ)



2024年12月21日土曜日

2024.12.21 土曜観察会

晴れ 参加者6名(含む、里山体験プログラム生1名)

 霜が降りたのですが、いい天気。里山までの道々、塀にアゲハの蛹がついているのを見つけました。

ホトケノザに霜

 里山では、ノスリが出迎えてくれました。モズの早贄(はやにえ)がなかなか見つからなかったのですが、ようやくみつけました。コバネイナゴのようです。

 ウスタビガの空繭は、緑が鮮やかでした。ムラサキシジミが翅を開いてみせてくれました。

きたきつねさん撮影

 植物は、ヤブコウジの赤い実、シロミタチバナの白い実が印象的でした。

  

 帰り道に寄った蓮田では、冬越しをするタゲリやタシギにも会いました。
  
By Yamasanae



記録

【野鳥】キジ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、タゲリ、タシギ、トビ、オオタカ、ノスリ、コゲラ、モズ、カケス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、スズメ、キセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ 37種+コジュケイ、ドバト

【チョウ目】(チョウ類)ムラサキシジミ、キタテハ、ナミアゲハ・蛹、アカボシゴマダラ幼虫、(ガ類)クロスジフユエダシャク、ウスタビガ・繭

【カメムシ目】ヨコヅナサシガメ・越冬幼虫、【ハエ目】ナミハナアブ、【その他】モズの早贄(コバネイナゴ)

 

【植物】(花)ビワ、ヒイラギ、オオハナワラビ、アカハナワラビ、(実)マンリョウ、カラタチバナ、シロミタチバナ、ヤブコウジ、ツルウメモドキ、カラスウリ、ジャノヒゲ、ヤブラン



2024年12月14日土曜日

2024.12.14 土曜観察会

 晴れ 参加者4名

 快晴で風も弱かったのですが、やはり冬、昆虫類の活動は限られます。ゲンベー山のクロスジフユエダシャクは発生の終期を迎え、陽だまりに生き残りのアキアカネ、そして気温が上がった昼近くに越冬中のキタテハが姿を見せました。

 近年にはこの時期にアカボシゴマダラの越冬幼虫をエノキの幹に見つけてきました。人の背丈くらいから50㎝程度の稚樹にも見つかります。今年はなかなか見つからなかったのですが、やっと見つけました。20数年前に大陸から持ち込まれた外来種ということで、微妙な立場に居ますが、どの程度近縁種のゴマダラチョウなどに影響を及ぼしているのでしょうか?

By Sa-kさん(五斗蒔から)

記録

【野鳥】オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、トビ、チョウゲンボウ、モズ、カケス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、カシラダカ、アオジ 32種+コジュケイ

【チョウ】キタテハ、アカボシゴマダラ・越冬幼虫、【ガ】クロスジフユエダシャク、ウスタビガ・空き繭、キノコヒモミノガの空き蓑、【トンボ】アキアカネ、【カメムシ】ヨコヅナサシガメ・幼虫、【カマキリ】チョウセンカマキリ・卵鞘

  



2024年12月7日土曜日

2024.12.07 土曜観察会

晴れ 参加者6名

 今日は、モズの早贄、冬鳥を探してみました。

 モズは、働きが悪いのか、早贄は見つかりませんでしたが、冬鳥のほうは、カシラダカの群れが入っていたほか、オオタカ、ノスリなどの猛禽が出てくれました。


 虫たちでは、最盛期なのか、たくさんのクロスジフユエダシャクの♂が飛ぶのを見ることができました。
 このほか、カワラタケの類につくキノコミノガの類の蓑は珍しかったです(写真はしくじりですが、とりあえず)。

 植物では、紅葉、特に、ヤマザクラが見事でした。
  
By yamasanae


【観察した野鳥】きたきつねさん

オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、アオサギ、コサギ、オオバン、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ 35種+コジュケイ

【チョウ】ヤマトシジミ、キタキチョウ、アカボシゴマダラ・幼虫、【ガ類】クロスジフユエダシャク、キノコヒモミノガ・蓑、【トンボ】ナツアカネ、【カマキリ】ハラビロカマキリ(卵鞘も)、オオカマキリ・卵鞘、チョウセンカマキリ・卵鞘、【カメムシ】ヨコヅナサシガメ・幼虫

【植物】ビワ、アキノタムラソウ、ヒメジョオン、イヌタデ、ケチヂミザサ、キチジョウソウ、カラスウリ・実、オオハナワラビ、シロミタチバナ(シロミノカラタチバナ)



2024年12月1日日曜日

2024.12.1 月例観察会「土壌」

月例観察会「土壌」 2024.12.1(日)晴れ

参加者:子ども10名 大人23名   

講師:筑波大学教授 生命環境系教授 田村憲司さん

 今年最後の月例観察会は、いつもは靴で踏みしめるばかりで気にも留めることの少ない「土壌」を触ったり観察したりして沢山のことを学びました。先生は初めに、土壌は生命が存在しないとできない、地球上には様々な生き物がいることで土壌ができる。そして、土壌の大きな役割を4つお話くださいました。

 一つには、土は植物を育て80億人もの人口を養っている。

 二つ目はミミズやモグラ、アリ等、生き物に住み家を与え生態系の土台に位置している。

 三つめは水を貯え浄化する。

 四つ目は落ち葉を分解して最表土を作る等、大切な機能を持っている等の紹介がありました。

 そしてそれぞれシャベルをもって里山に向かいました。今回は4か所の土壌を掘って観察し、その違いを目で見て触って確かめました。


 最初の観察ポイントは、過去に土を大量に移動した下層の土で褐色です。

 乾燥しており指を入れてみましたが入りません。土を移動してから約50年も経過していますが当時のままの土壌です。

 次は雑木林の土で毎年下草が刈られ手入れされた土壌です。

 指を入れるとふかふかした感触があり指が奥まで入りました。色も黒っぽく団粒構造も見られました。この土ができるのに何と数百年との事です。
 しかも茶色から黒色で、有機物の働きで黒い厚い土壌の層ができるのには数千年かかるとの事で気が遠くなる年月を必要とします。

 ところで土壌のでき方には落ち葉が積もって分解が始まった表層部分をO(オー)層、その下の黒い土壌がA層、その下の茶色がB層です。

 A層には団粒構造があります。

 B層土壌をよく観察すると、土壌の塊(かたまり)にはそれぞれ小さな穴や大きな穴があり水持ちもよく、水はけもよくこの穴を土壌孔隙(こうげき)と言い、土砂崩れを起こりにくくします。

 雑木林の土は何千年も昔のまま保持され、しかも適切な管理が行われているため高次構造が維持されているのです。


 次は、竹林です。

 モウソウチクの葉が土壌表面を覆いシート状で土は乾燥してサラサラに近い状態です。竹の根が密生していて指は入りません。土壌は水分を吸うことなく団粒構造が破壊され、土壌動物も貧弱です。

 つまり大雨が降るとササの葉のシートの上を表面流去水として流れ出て行ってしまうため、土壌はいつも乾燥しているのです。

 保全のためには竹の密度を少なくして明るくし、下草が生えるくらいの管理が望ましい。自然に任せた竹林保護は危険であり、適切な管理が大切です。

 最後は畑の土です。

 毎年耕して有機栽培を続けているため黒い土です。成熟した土壌は、植物が多く、根も多い。人工的に耕して有機物を入れていくと柔らかくなり、A層が厚くふかふか状態になります。

 その上、A層(作土層)の団粒構造も維持されます。

 土壌構造を破壊しないことが最も大事です。

 畑に入れる堆肥は自分達で作った落ち葉の堆肥を使用し、外からの肥料はできるだけ持ち込まないのが望ましい。土壌の香りにはリラックス効果があり、幼児体験として森林の土壌の香りを嗅ぐ体験をさせてあげたいとのお話がありました。

 土のでき方、土壌の構造の違い、土の役割、土壌管理まで幅広く教えて頂き有意義な観察会でした。誠に有難うございました。   


文・写真:Tanoue


2024年11月30日土曜日

2014.11.30 土曜観察会

晴れ 参加者3名(Sa、Kuro、yamasanae)

 気象庁やNHKでは、明日から冬なので、秋の最後の日ですが、いい天気、紅葉も見頃になってきたようです。


 さて、今日も何がみられるのか、何に出会うか楽しみですね。

 ゴマダラチョウなどの幼虫が冬支度で、木を降りて葉裏でじっとしている頃なので、里山までの道沿いのエノキを見ていきますが、目立つのは、ヨコヅナサシガメの幼虫。そういえば、いつ頃から見かけるようになったのだろうと、話をしていたので、調べたら、宍塚では、2000年から記録がありました。ヨコヅナサシガメは、外来生物で、関東では1990年代に侵入とされています。

 閑話休題

 里山までもう少しのところでは、ハイタカの♂が急に現れました。慌てたので、ピントは合いませんが、なんとか、識別できると思います。


  里山では、オオカマキリやチョウセンカマキリの卵鞘を見つけたり、実生のエノキの小さな株で、アカボシゴマダラの幼虫が5匹もついているのを見つけたり、マンリョウの赤い実を楽しんだりしました。

  
  
                       Saさんの写真

 大池のカモはだいぶ入れ替わっているようで、100ほど入っていましたが、マガモが減って、オカヨシガモやハシビロガモも目立っていました。ホシハジロやキンクロハジロも見かけました。

 今日の目玉は、この時期に発生するクロスジフユシャクという蛾ですね。櫛毛の触角で、翅が退化して飛べない♀のフェロモンを探し飛び回ります。
Saさんの写真

 年内は見られるという、オオアオイトトンボは、♀♂を見かけました。
  

 残念ながら、自分(yamasanae)は、途中まででしたが、この後も、色々楽しんだようで、探していたホソミイトトンボも見つけたようです。
Kuroさんの写真

 トキリマメの黒い実、マユミの赤い実もこの季節らしいですね。
  
By Yamasanae


【観察した野鳥】オカヨシガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、マガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ダイサギ、コサギ、オオバン、トビ、ハイタカ、モズ、ハシブトガラス、カケス、ヒヨドリ、メジロ、ウグイス、ムクドリ、スズメ、ジョウビタキ、コゲラ 22種+ヒタキ類sp.、猛禽類sp.

【チョウ類】キタキチョウ、ウラギンシジミ、ヤマトシジミ、キタテハ、アカボシゴマダラ・幼虫、ゴマダラチョウ・幼虫、【ガ類】クロスジフユエダシャク
【トンボ】アキアカネ、オオアオイトトンボ、ホソミイトトンボ、【カメムシ】ヨコヅナサシガメ、イネカメムシ、【カマキリ】オオカマキリ・卵鞘、チョウセンカマキリ・卵鞘、ハラビロカマキリ、【バッタ】コバネイナゴ、【ハエ】ツマグロキンバエ、【クモ】ジョロウグモ

【植物】マンリョウ・実、ユウガグク、オケラ・実、トキリマメ・実、マユミ・実、雑種タンポポ(外来性タンポポ種群)、ヤブラン・実、



2024年11月23日土曜日

2024.11.23 土曜観察会

晴れ 参加者4名(きたきつね、Kuro、Naga、Yamasanae)

 北西の強めの季節風が吹いていましたが、林の中は風がなく穏やかでした。里山の木々はまだ黄葉や落葉が始まったばかりでした。池のカモはオカヨシガモ、マガモなど9種類、140羽あまりが休んでいました。カモは夜間に水田で落ち穂や林でドングリなどを食べて、日中は湖や池で休息するのが普通で、寝ている姿をみることが多いのです。冬の小鳥の訪れが遅いようです。

 ビワの花が咲き始めました。メジロなどの野鳥やニホンミツバチの重要な蜜源になります。林の中でキチジョウソウの花が咲いていました。 

 

 By きたきつねさん(五斗蒔から)

記録と写真

 【観察した野鳥】オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、キジバト、カワウ、アオサギ、オオバン、トビ、タカsp.(ノスリ?)、コゲラ、キツツキsp.(アカゲラ?)、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アオジ 30種


【チョウ類】キタキチョウ、ヤマトシジミ、ウラギンシジミ、キタテハ、
   

【カメムシ】ヨコヅナサシガメ・幼虫、クヌギカメムシSP.、

【カマキリ】ハラビロカマキリ、

【トンボ】オオアオイトトンボ、ナツアカネ、
  

【クモ】ジョロウグモ、コガタコガネグモ、【バッタ】ツチイナゴ、

【ハエ】キゴシハナアブ・♂♀、クロヒラタアブSP.(ニッポンクロヒラタアブという近縁種がいるらしい)
   

【植物】ヒメジョオン、カタバミ、イヌタデ、キツネノマゴ、チャノキ、シロダモ、ビワ、コウヤボウキ、実(ムクノキ・まだ青い実、カラスウリ、トキリマメ、ヤマノイモ、ムラサキシキブ、ガマズミ、カラタチバナ)