今日の大池です。
奥の方にカモの姿が見えます。
生き物の主役は昆虫から冬鳥へとバトンタッチしたようです。
快晴の空の下、落ち葉とドングリを踏みしめながら観察路を一周しました。
もっと寒くなると丸々した「ふくら雀」になりますね。
上空では、冬の猛禽類のノスリとハイタカが悠々と旋回しています。
オオタカをあまり見なくなった気がします。カモを狙って狩りをする様子が見られるといいのですが。
堤防では渡り遅れたチュウサギが獲物を探しています。狙いを定めてカマキリを捕えました。体格が小さかったのでコサギかと思いましたが、クチバシを確認するとチュウサギでした。
陽の当たる暖かい場所ではベニシジミやヤマトシジミが体を温めています。葉の上でルリタテハが翅を広げました。イチジクの果実にはキタテハか吸汁に来ています。アカボシゴマダラの幼虫はエノキの幹に同化して冬越しの準備です。
植物は色付いた木の実が目を引きます。アオツヅラフジ、ムラサキシキブ、ガマズミなど。
トウネズミモチは鳥には人気がないようで、他の実を食べ尽くした後になくなります。
展望台から見下ろすとヤブの一部が平らにならされています。どうやらここはタヌキの昼寝場所になっているようです。寝ている姿、一度見たいですね。
紅葉・黄葉はこれからがピークになります。皆さんもぜひ、小鳥の声を聞きながら秋の里山を散策して見てください。
byはいたか
【野鳥】オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、キジバト、アオサギ、チュウサギ、オオバン、トビ、ハイタカ、ノスリ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ 31種
【チョウ】ベニシジミ、ヤマトシジミ、キタキチョウ、アカボシゴマダラ(幼虫)、キタテハ、ルリタテハ、ツマグロヒョウモン 7種
0 件のコメント:
コメントを投稿