晴れ 参加者8名
第3土曜日は日本野鳥の会茨城県との共催の探鳥会を兼ねた土曜観察会でした。
南の風が吹いて朝から気温がどんどん上昇して集合時間には30度を軽く超えていました。
上昇気流がでていたので出発してすぐに上空にサシバが6羽帆翔し始めました。渡りの途中なのでしょうか。それとも周辺から集まってきたのでしょうか。
サシバは、夏鳥で里山や農地でカエルやヘビ、昆虫などを食べて子育てをして、秋には越冬地の東南アジアに向けて旅立ちます。
宍塚の里山にも毎年やってきて子育てをしているようです。「しているようです」というのは、繁殖の邪魔をしないように巣を探したり、子育てを観察することをあえてしていないからです。
谷津に向かう途中の芝地にウスバキトンボがたくさんいました。ウスバキトンボは初夏に南からやってくるトンボで、涼しくなると見られなくなります。
大池の蓮は異様といえるような勢いで広がりピンク色の花を咲かせています。一時全く見ることができなくなったのに、知らないうちに広がっていたようです。
蓮の葉が水面を覆ってしまっているためでしょうか池の水が酸欠になっているようで、鯉が水面に口を出してパクパクしていました。
蓮の葉の間や岸に死んだ大きな鯉が何匹もいて、腐敗した臭いが漂っていました。
異常な暑さでも季節は秋に向かっていて、林の中ではツクツクボウシが盛んにないていました。
オオカマキリがミンミンゼミを捕まえて食べていました。
ゼフィルスの森は、間伐をして森の整備をしていて、切り倒した木をカミキリムシのために残してある場所でタマムシを見ることができました。例年になくタマムシが多いいんしょうです。
探鳥会だったのですが、子育てを終えて子連れの鳥たちは静かに雑木林の中を移動しているのでなかなか見つけることもできませんでした。
【観察した野鳥】
キジバト、カワウ、アオサギ、チュウサギ、トビ、サシバ、コゲラ、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、スズメ、セグロセキレイ、ホオジロ 19種+コジュケイ
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