2024年11月30日土曜日

2014.11.30 土曜観察会

晴れ 参加者3名(Sa、Kuro、yamasanae)

 気象庁やNHKでは、明日から冬なので、秋の最後の日ですが、いい天気、紅葉も見頃になってきたようです。


 さて、今日も何がみられるのか、何に出会うか楽しみですね。

 ゴマダラチョウなどの幼虫が冬支度で、木を降りて葉裏でじっとしている頃なので、里山までの道沿いのエノキを見ていきますが、目立つのは、ヨコヅナサシガメの幼虫。そういえば、いつ頃から見かけるようになったのだろうと、話をしていたので、調べたら、宍塚では、2000年から記録がありました。ヨコヅナサシガメは、外来生物で、関東では1990年代に侵入とされています。

 閑話休題

 里山までもう少しのところでは、ハイタカの♂が急に現れました。慌てたので、ピントは合いませんが、なんとか、識別できると思います。


  里山では、オオカマキリやチョウセンカマキリの卵鞘を見つけたり、実生のエノキの小さな株で、アカボシゴマダラの幼虫が5匹もついているのを見つけたり、マンリョウの赤い実を楽しんだりしました。

  
  
                       Saさんの写真

 大池のカモはだいぶ入れ替わっているようで、100ほど入っていましたが、マガモが減って、オカヨシガモやハシビロガモも目立っていました。ホシハジロやキンクロハジロも見かけました。

 今日の目玉は、この時期に発生するクロスジフユシャクという蛾ですね。櫛毛の触角で、翅が退化して飛べない♀のフェロモンを探し飛び回ります。
Saさんの写真

 年内は見られるという、オオアオイトトンボは、♀♂を見かけました。
  

 残念ながら、自分(yamasanae)は、途中まででしたが、この後も、色々楽しんだようで、探していたホソミイトトンボも見つけたようです。
Kuroさんの写真

 トキリマメの黒い実、マユミの赤い実もこの季節らしいですね。
  
By Yamasanae


【観察した野鳥】オカヨシガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、マガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ダイサギ、コサギ、オオバン、トビ、ハイタカ、モズ、ハシブトガラス、カケス、ヒヨドリ、メジロ、ウグイス、ムクドリ、スズメ、ジョウビタキ、コゲラ 22種+ヒタキ類sp.、猛禽類sp.

【チョウ類】キタキチョウ、ウラギンシジミ、ヤマトシジミ、キタテハ、アカボシゴマダラ・幼虫、ゴマダラチョウ・幼虫、【ガ類】クロスジフユエダシャク
【トンボ】アキアカネ、オオアオイトトンボ、ホソミイトトンボ、【カメムシ】ヨコヅナサシガメ、イネカメムシ、【カマキリ】オオカマキリ・卵鞘、チョウセンカマキリ・卵鞘、ハラビロカマキリ、【バッタ】コバネイナゴ、【ハエ】ツマグロキンバエ、【クモ】ジョロウグモ

【植物】マンリョウ・実、ユウガグク、オケラ・実、トキリマメ・実、マユミ・実、雑種タンポポ(外来性タンポポ種群)、ヤブラン・実、



2024年11月23日土曜日

2024.11.23 土曜観察会

晴れ 参加者4名(きたきつね、Kuro、Naga、Yamasanae)

 北西の強めの季節風が吹いていましたが、林の中は風がなく穏やかでした。里山の木々はまだ黄葉や落葉が始まったばかりでした。池のカモはオカヨシガモ、マガモなど9種類、140羽あまりが休んでいました。カモは夜間に水田で落ち穂や林でドングリなどを食べて、日中は湖や池で休息するのが普通で、寝ている姿をみることが多いのです。冬の小鳥の訪れが遅いようです。

 ビワの花が咲き始めました。メジロなどの野鳥やニホンミツバチの重要な蜜源になります。林の中でキチジョウソウの花が咲いていました。 

 

 By きたきつねさん(五斗蒔から)

記録と写真

 【観察した野鳥】オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、キジバト、カワウ、アオサギ、オオバン、トビ、タカsp.(ノスリ?)、コゲラ、キツツキsp.(アカゲラ?)、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アオジ 30種


【チョウ類】キタキチョウ、ヤマトシジミ、ウラギンシジミ、キタテハ、
   

【カメムシ】ヨコヅナサシガメ・幼虫、クヌギカメムシSP.、

【カマキリ】ハラビロカマキリ、

【トンボ】オオアオイトトンボ、ナツアカネ、
  

【クモ】ジョロウグモ、コガタコガネグモ、【バッタ】ツチイナゴ、

【ハエ】キゴシハナアブ・♂♀、クロヒラタアブSP.(ニッポンクロヒラタアブという近縁種がいるらしい)
   

【植物】ヒメジョオン、カタバミ、イヌタデ、キツネノマゴ、チャノキ、シロダモ、ビワ、コウヤボウキ、実(ムクノキ・まだ青い実、カラスウリ、トキリマメ、ヤマノイモ、ムラサキシキブ、ガマズミ、カラタチバナ)
   


2024年11月16日土曜日

2024.11.16 土曜観察会

曇り 参加者7名

 15日から狩猟期間が始まったので、霞ヶ浦周辺からマガモなど6種類のカモが銃猟禁止の大池や蓮田にやってきていました。まだ、キタテハ、アカタテハ、キタキチョウなどのチョウチョが活発に飛び回っていました。茎にギザギザの毛が生えているウナギツカミの花が咲き始めていました。マンリョウ、センリョウ、マユミなどの赤い実が綺麗です。

オオカマキリ、チョウセンカマキリなどのカマキリの卵鞘(らんしょう)が草の茎や枝に目立ってきました。丸い徳利のようなナガコガネグモの卵嚢(らんのう)を見つけました。  

By きたきつねさん(五斗蒔から)

記録と写真

【観察した野鳥】オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、キンクロハジロ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、オオバン、トビ、コゲラ、モズ、カケス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ 27種+コジュケイ、ドバト、ガビチョウ

【チョウ類】キタキチョウ、ウラギンシジミ、ヤマトシジミ、キタテハ、ヒメアカタテハ、クロコノマチョウ、

 
【トンボ】オオアオイトトンボ、アキアカネ、【カメムシ】チュウゴクアミガサハゴロモ、大ツマグロヨコバイ、ヨコヅナサシガメ・幼虫、【カマキリ】オオカマキリ(♀、卵鞘)、ハラビロカマキリ・卵鞘、【ハエ】ホソヒラタアブ、オオハナアブ、ヨコジマオオハリバエ、【バッタ】セスジツユムシ、コバネイナゴ、ツチイナゴ、【クモ】ナガコガネグモ・卵嚢

【植物】トキリマメの実、ユウガギク、キツネノマゴ、カタバミ、ケチヂミザサ、アカネ・実、シラカシ・実、センリョウ・実

  


2024年11月10日日曜日

2024.11.10 月例観察会「実とタネ」

月例観察会「実とタネ」2024.11.10(曇)

参加者:子ども10名 大人22名            

講師:多田多恵子さん


植物は動けないため生きるための工夫や戦略があります。

自然の中でどのように生きようとしているのか、どのような仕組みが備わっているのか、実とタネをよく観察しながら、その不思議を見つけようとお話しがありました。

今日は六兵衛坂から、大池に寄って、最後はクルミの木の下までのルート、種や実の形や色をよく観察しながら採集します。

最後に、採集した実やタネがどのような力を借りて子孫を残そうとしているのか分類することがテーマです。


里山の草花は少しずつ赤や黄色に色付き、もう少しで冬を迎える準備。

里山は種や実であふれています。

先生から実とタネをタブレットで拡大して詳しく解説を頂きました。


里山で一番目立つ赤や黄色に色づいたカラスウリ。ホップ状に実が大きくなったカナムグラ。

茶色の小さな実の真ん中に箸を2~3本立てたような変わった形のウツギの実。

乾燥した実が放射状に開いたコセンダングサ。

小さな黒い実を束ねたイヌホオズキ。

昔懐かしい白や黒、茶色のジュズダマの実。

葉が散ったヤマハギの細い枝には5㎜ほどの平たい実。

サンショウの木に絡まったアオツヅラフジの青い実。

草むらに覆いかぶさった葉をめくると茎に茶色のムカゴの実が鈴なりのヤマノイモ。

まるい胞子嚢で覆われたフユノハナワラビ。

紫色の実がきれいなムラサキシキブ。

緑や黒のヤブランの実。

乾いた茎についた小さな実はいつの間にか服にくっついてなかなか剥がれないイノコズチの実。

引っ付き虫を拡大するとカギ状の毛が密集していたキンミズヒキの実。

見上げる程の高く伸びたツルマサキの枝先にぶら下がった紫の大きなアケビの実。

地面に落下した大きなフジの実。

道端に転がった沢山のコナラやクヌギの実。

草むらでは房状に実を沢山つけたヤブマオ。

楽しい観察はどんどん続き、大池に着くと樹木の陰から「ジャッ・ジャッ」とウグイスの鳴き声。


大池は一面覆っていたヒシが枯れ数羽のカモが飛来して晩秋の風景です。

池に沈んだヒシの茎を持ち上げて実を捜しましたが茎が切れて採取できません。

用水路に流れ出たヒシの実をやっと見つけました。

黒く鋭い棘のついた実をじっくり観察、水鳥の羽にくっついて運ばれ日本中のため池に広がっていることに驚きました。

果樹園では香りがよいカラタチの黄色い実やボケの大きな実。

茶色の実を房状につけたヌルデ。

花の後に花茎が高く立ち上がったセイヨウタンポポ。

茎いっぱいにトゲの実で覆われたチカラシバやチヂミザサ。

オニグルミの木の下では落下した実が半分乾燥したものや種が出た実を拾いました。

道すがら数えきれないほどの沢山の実やタネの特徴を観察しながら特徴を教えて頂きました。

 

 最後に集めた実やタネを、「風で運ばれる」「人や動物に付いて運ばれる」「鳥が食べてウンチを出して運ばれる」「動物が食べて運ぶ」「その他」に分類して、実が何に力を借りて運ばれるのかを考えました。

草や木の実とタネの不思議、またその大きな力に気付かされ感動しました。

最後に、カラスウリの実を切って種を取り出すとカマキリの頭のようなタネが出てきて、次はアオツヅラフジの実からはアンモナイトそっくりのタネ、ヤブランの実からは白いスーパーボールが出てきて、それを机にポーンと弾ませてくれ、驚いたり感動したりでした。

多田先生は、「NHK道草さんぽ」の講師、「子ども科学電話相談」の講師もされ、「実とタネ」の図書を沢山出版されており、今日は自然の中で実践的に実とタネの生きる戦略を紹介して頂きました。

その不思議で大きな力について学びとても楽しい時間でした。

今日は朝早くから東京からおいで頂き予定時間を超えてご指導いただき心より感謝申し上げます。       


文・写真:Tanoue


2024年11月9日土曜日

2024.11.09 土曜観察会

 快晴  参加者6名


立冬が過ぎたけれど気温が高めに推移しているので里山の黄葉は進んでいません。


ムラサキシキブの紫やゴンズイ、ガマズミなどの赤い実が目立っていました。


林の上にトビが2羽出現して帆翔していました。宍塚の里山にも岩礁海岸の鳥イソヒヨドリが進出してきています。冬鳥のジョウビタキ、アオジを確認できました。大池にはマガモ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、コガモ、オオバンの小群が飛来していて、狩猟期間が始まると避難してくるカモが増えるでしょう。


気温が上がってくるとチョウやトンボが飛び始めて、ルリシジミがコナラの蜜を吸いに来ていました。昆虫は、成虫、サナギ、幼虫、卵のそれぞれの形でで寒い冬を越します。


【観察した野鳥】
オカヨシガモ、マガモ、ハシビロガモ、コガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、オオバン、トビ、コゲラ、モズ、カケス、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ 26種+コジュケイ、ドバト

2024年11月2日土曜日

2024.11.02 土曜観察会

11月2日 雨 参加者1名 

 あいにくの雨の観察会になりました。参加者はいないので一人で観察路をまわりました。

 昆虫類は雨風を避けて、観察路よりも奥の方の葉の裏などに退避したようでなかなかであうことができませんでした。ウラギンシジミが草の中でじっとしていました。クヌギの木にオオスズメバチが集まって蜜を吸っていました。


 この秋最初のジョウビタキに出会えたました。大池にはマガモ、ハシビロガモ、コガモ、カイツブリがいました。

 雨が強くなったりもしたので、そこら中が川に成ってしまい、靴がぐちゃぐちゃになりました。

Kuroさん(五斗蒔から)


【観察した野鳥】スズメ、キジバト、ハシブトガラス、ムクドリ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、マガモ、コガモ、ハシビロガモ、カイツブリ、オオバン、アオサギ、カケス、シジュウカラ、ジョウビタキ 16種+コジュケイ

【【チョウ類】クロコノマチョウ、ヤマトシジミ、ウラギンシジミ、【ガ類】ナミテンアツバ、不明なガ、【カメムシ目】ヨコヅナサシガメ(幼生)、マルカメムシ、【バッタ目】コバネイナゴ、【ハチ目】オオスズメバチ