2021年12月11日土曜日

2021.12.11 土曜観察会

 晴れ 参加者8名

今日の大池です。水鳥の数が随分増えました。カモだけで7種類見つけました。珍客のカンムリカイツブリはずっと居着いてくれるでしょうか?


紅葉も終盤を迎えました。少しずつ枝の向こうが見通せるようになってきました。
こうなると猛禽類を期待したくなります。
下の写真は左がオオタカ幼鳥(yamasanaeさん撮影)、右がハイタカです。観察会で時々オオタカとハイタカの違いを聞かれますが、一言で説明するのはとても困難です。
ハイタカは非常に面白い習性を持っています。私の心を鷲づかみにするくらいに。いつか機会があればお話したいと思います。




この時期注目してほしい場所があります。それは駐車場奥のヤブです。ヌルデの実を狙って様々な鳥たちがやって来ます。ジョウビタキ、ツグミ、アカハラ、シメ、メジロなど。鳥同士の争い事も頻発します。出発前にここで10種類の野鳥を記録しました。


       

 


朝夕の冷え込みが厳しくなって、昆虫の姿がめっきり減ってしまいました。でも、探し方を覚えると案外見つかるものです。陽当たりの良い電柱や南向きのブロック塀の下にはナナホシテントウやナミテントウがいます。ツバキやシラカシなど常緑樹の葉の裏側にはウラギンシジミがとまっています。スイカズラの葉に隠れていたのはイチモンジチョウの幼虫です。冬を越す準備ですね。

 

 

 

ゼフィルスの森では、足元に一輪タチツボスミレが咲いていました。
花はあまり期待していなかったので、プレゼントを貰ったような気分になりました。


今日は風もなく、日差しもたっぷりで観察日和でした。
間もなく、冬の枯れ枝を彩る赤い鳥・黄色い鳥がやって来ることでしょう。
ひだまりでお弁当を食べながら小鳥の声が聞けたら幸せですね。
byはいたか

【野鳥】

オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、コサギ、オオバン、ハイタカ、オオタカ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、アカハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、クロジ 39種+コジュケイ、ガビチョウ


【チョウ目】

クロスジフユエダシャク、キタキチョウ、ムラサキシジミ、ウラギンシジミ、キタテハ、イチモンジチョウ(幼虫)


【蜻蛉目】

アキアカネ、オオアオイトトンボ


【甲虫目】

ナナホシテントウ、ナミテントウ


【その他】

クビキリギス、ツチイナゴ(早贄)、コバネイナゴ、オンブバッタ、ヨコヅナサシガメ(幼虫)、オオハナアブ


【植物】

タチツボスミレ(花)




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