2013年12月1日日曜日

12月1日(日) 月例観察会

12月のテーマは「野鳥」
 講師は、日本野鳥の会茨城県支部の福田篤徳さん。バードウォッチングが初めての人もおおかったのですが、丁寧に、じっくりと観察することができました。 

 集合場所で、手作りの資料。上段には基本となるメジロ、スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラスの鳴き声、大きさがきれいな写真と一緒に説明されていました(21種)。このほか、よく見られる鳥たち合せて全部で37種が載っていましたが、これで、十分でした。
 観察会は、集合場所から始まりました。ハシボソガラス、アオサギをみんなでじっくり観察。歩きながら、ムクドリ、ヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイなど。
 ふれあい農園について、耳を澄ませて、目を凝らして、観察。高い木の上に、カワラヒワやシメ。モズの鳴き声を聞いて、姿を探すと、杉の木の天辺に、可愛らしいモズ♀の姿がありました。
 畔の上では、セグロセキレイ。小さな子どもたちも見つけることができました。今日は、一つでも良いので覚えていってほしいものですね。青空のもと、紅葉を含めて谷津の姿を堪能。
 果樹園では、梅の木の枝に、モズのはやにえ。バッタのほか、あまり見たことのないコガネムシの幼虫もはやにえになっていてビックリ。
 いよいよ、大池では、カモたちを観察。天気が良すぎて、まぶしくてちょっと観察は難しかったのですが、ちょっとだけぐるぐる回りをしていたハシビロガモ、ほとんど寝ていた青首のマガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、真っ黒なオオバン。オオタカも2度ほど姿を見せてくれました。
 さあ、土手のうえで、はく製や骨格標本、資料をつかって、恐竜と鳥たちは似ているとの説明がありました。フクロウの羽はやわらかかったですね。オオバンの水かきではない足(弁足)もビックリでした。
 説明を聞いているうちに、いつのまにか12時を過ぎていて、皆で写真を撮って、ごあいさつをして、解散でした。

 さて、最初の資料に写真が載っていた鳥たちのうち16/21種(メジロ、スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、モズ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、シメ、ジョウビタキ、マガモ、コガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、アオジ)を見れたほか、文中に、記載されていたうち6/16種(オナガガモ、オオバン、オオタカ、ウグイス(声)、カワラヒワ、ホオジロ)も見れました。結局、アオサギだけ資料に載っていなかっただけで、22/37+1種。計23種だったようです。

 それにしても、福田さんの資料は素敵でしたね。宍塚大池周辺の野鳥たち(冬編)のほか、春編、夏編、秋編も欲しいものです。


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